宇和島に行くと、会いたくなる女性がいる。
お話してると元気と勇気が沸いてくる。なんかアンパンマンみたいやね。
でもホント、
自分の信じた道を真っすぐ進んでいる、
育児も家事も仕事もこなす女性なのだ。
彼女は、山下由美さん。
最近、地域の伝統の味を子どもたちに残したい・・・とOPENさせた
「おうちごはん あすも」を訪ねた。
店に入ると、米粉パンがずらりとならぶ。
そして、真新しいテーブルとイスに、女性客が多い。
「おもてなしランチ」は750円。
お店のスタッフが自分達で育てている食材も多く
地元食材にこだわった、おふくろの味だ。
鯛の野菜あんかけは、スタッフの家で養殖している鯛。
ゴーヤの佃煮も、なすびも、野菜はほぼ津島産。
ジャガイモも、キュウリも、ドレッシングまで手作り(ニンニクと玉ねぎのドレッシング、激旨っ)。
そしてご飯は山下さん家の。
さらに、デザートは、多めに収穫されたカボチャをプリンに。
南予の甘くて薄味のお味噌汁に、ジャガイモが前面に出たポテトサラダが嬉しい。
お母ちゃんの味なんよね、まさに。
「特別な味付けは全く無い。普段から家で作っているもの。
それを大事に伝えていきたい」と山下さん。
お味噌や焼肉のたれも販売されていて、もちろんこれも自家製だ。
「最近、腐らないものが多すぎる。普通、食べ物は腐るんです」
・・・おっしゃるとおりです。
自分の店だからこそ、大変やけどやりがいがある。
そう語ってくれた山下さんは、とってもとっても眩しかった。
前進。前進。前進あるのみ。
美味しくも志のある食事に、今日も元気と勇気をいただきました。
ありがとうございました。
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一番右が山下さん
愛媛県宇和島市津島町高田576番地
企業組合津島あぐり工房 http://www.tsushima-aguri.com/index.html
電話 : 0895-49-1319 FAX : 0895-49-1317
おうちごはん あすも
電話 & FAX: 0895-49-1317
営業時間 : AM7:00〜PM6:00