思いがけずいい天気なので、おやつとお茶を持って登山!
・・・ってほどではないが、山道を少しだけ歩く。
松山市桑原地区の方がお世話をされている、淡路が峠(あわじがとう)。
「トトロが出てきそうやね」と、ちょっとビビりつつ歩みを進める兄ちゃん。
案内看板が無いと、ちょっとおじけずきそうな急こう配を登る。
鶯の泣き声が美しい。時折足を止めてその声を聴く。
目の前を、蛇の子どもが、キツネっぽい小動物が横切る。
もう少ししたらうっそうと茂って中々この道は登れないやろうなぁ
と想いつつ、家族4人で頂上を目指した。
展望台は、今までの道が嘘のようにしっかりと開けていて
大パノラマ!
いや~まさかこんな市内にこれだけの眺望が
これだけの冒険気分を味わえるところがあるとは。
リュック背負ったご家族連れや、ご夫婦、1人で登ってきている方も。
桃の木の前で手を合わせてから、この景色を拝ませていただいた。
兄ちゃんが一生懸命「イオン」の場所を妹に説明している(笑)
と頂上には、俳句ポストが。
比較的最近設置されたであろう、新しそうな投句ポスト。
中にはちゃんと投句用紙があって
小学校高学年っぽい女の子が一句ひねっていた。
こういうのは、愛媛ならではちゃうかな~
・・・と兄ちゃんも指折り何か考えていたようで
私に耳打ちしてきた。
季語が無かったので、晩春だけど好きな季語をひとつ。
「風光る」
春風がきらきらと光り輝くように感じられる様。
春のよろこびや希望を、吹く風に託した言葉だ。
優しい風が吹いて、さっきまでの汗を優しく労ってくれてるような展望台。
柔らかな日差しが、季語のそれの雰囲気かなと。
そして生まれた一句。
かぜひかるあわじがとうにのぼったよ
俳句ポストに投函するか聴くと、投函せずに
夏井いつきさんに伝えてほしいとのこと。
「プレバト」観てるからなぁ(笑)
いつきさん、番組効果は絶大です!!
とにかく急な慣れない山道だったので、子どもはもちろん親もヘトヘト。
夕方からはゆっくり温泉&夕食。・・・私はワインをちゃっかり。
子どもを寝かしつけた後、選挙特番を眺めつつ
ずっと大切に自宅で熟成していた賞味期限間近の
内子のチーズと日本酒を・・・
いや~これはかなりハイレベル。
濃厚・・・という感じではなく、優しくあっさりいただける逸品。
チーズ工房醍醐。昔ながらの製法で優しく大事に育んできたのが
本当に伝わってくるような味。
栄光酒造の「朝しぼり織がらみ」と合わせて・・・
おいしゅうございました。
さて!明日からも頑張ろう!!
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