それは仕事ですか

松山市堀之内公園には、午前中から大勢の人が訪れていた。
撮影で足を踏み入れたが、もう季節はすっかり春の雰囲気。
犬の散歩をされてる方や、ゆっくりベンチに座ってくつろぐ方、
学生さんらしき団体が、花見会場としてもセレクトしているようだ。


あ~なんとピンボケやな(汗)
撮影といっても、小さなカメラで20代の若いディレクター
(昔ラジコミを聴いていたらしい・・・)
と2人だけで、
歩いたり走ったり指さしたり叫んだりしとったもんやから、
周りからは不思議がられて(笑)
大阪在住というおっちゃんにまで声をかけられる。
「あんたらはどこの局?あんたはどうやらラジオで喋っとるらしいな。
 大阪でこんなオモロイ喋り手がおって・・・」
話が延々続きそうだったので、有難かったがやんわりと話を終わらせ(笑)
再び撮影続行。おっちゃんごめんね。
そして、終了間際にまたもうひとり。
「やのさん、今日は・・・それは仕事ですか?」
・・・。
そうか、どうみても仕事には見えんかったんやろう(汗)
でも、ラジオで知っているお方から声掛けられると、少しほっとるすね。
RN.桂雪さん ご夫妻であった。ありがとうございます。
「すみません、一応これでも仕事です・・・」

新しい企画の立ち上げに向けた、タイトル映像の撮影だったのだ。
新しいチームで新しいモノを作るのは、
とてもスリリングで刺激があって、そしてとても勉強になる。
でも、遊んでるように・・・見えましたね。すんません。。。
ニュースでは、被災地の入社式が数多く報道されていた。
復興に向けて歯を食いしばって頑張ろうと、
入社式にのぞんだ新入社員の方々の顔は
どの方も凛々しくしっかり前を見つめて、とても頼もしく力強く輝いていた。
「みんなで働けるということがとてもありがたい」
自分が働くはずだった職場は、津波で惨憺たる状態だ。
その場所を目の当たりにしながらの、若い新入社員の言葉。
非常に胸に響いた。
かたや我々が住んでいる愛媛で、
折角の他人からのアドバイスにヘソを曲げたり
仲間との信頼関係をブチブチぶったぎりながら仕事をしてたり
ちょっとのことで不平不満を並べたり
自分の保身にばかり走ったり。
とても勿体ない・・・というか申し訳ない。
あの新入社員の足元にも及ばない志で、
のこのこ仕事をしとったらいかんと、改めて思う。
働くことは、苦しくしんどく辛く、そしてとてつもなく尊い。
4月1日。
新しいチャレンジをはじめようではないか。
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コメント

  1. より:

    4月になりましたね
    2月3月は年度末で超忙しかったけど
    来週から新入社員も入ってくるので心機一転、頑張りま~す

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