水曜日・・・といえば、ラジオ番組の中で
100年後も えひめに語りつぎたい「おやつ」を紹介する
「おやつの鉄人」というコーナーを、自発的に前のめりに（笑）やっている。
今日は、そんな枕詞もおこがましい
既に115年変わらない味を守り続けてきた
八幡浜市新町の「宮川菓子舗」のうすかわまんじゅう。
うちのばあちゃん家に行くと、いっつもこのまんじゅうがあった。
「うすかわまんじゅう」いうたらここよね、と教えてもらったことを覚えている。
この包み紙をみただけで、懐かしいと思う方も多いだろう。
ていうか、重い！こんなにずっしりなんやな。
現在は、5代目が切り盛りしつつ、お父さん（4代目）もサポート。
そして、ぬあんと！おじいちゃん（3代目）もお店を見守ってくれている。
しかも、年齢90歳！！！うおお～～おじいちゃ～ん、お会いしたいです。
3代目とお電話でお話させていただいていたら
「いや～おじいちゃんがやのさんの大ファンで、いつも話してますよ」とのこと。
うわ～ラジオ聴いてくださっているんですね。
「やのちゃんは、うちのじいちゃんのアイドルなんで」
あ
アイドル？
この態度のでかい（顔もでかいが）私が。
ちょっと泣きそうになった。
これ以上の光栄な言葉はあるだろうか。
そう想ってくださっている方がいらっしゃる。
こちらこそ、心から心からありがとうございます。
115年変わらない「うすかわまんじゅう」を口に運ぶと
優しくもどっしりとした餡子が、口いっぱいに広がって、さ～っと溶けていく。
文句無しの美味しさでした。
オンエア後、地元八幡浜の方々からの反響が凄い！
クリスマスにそこでケーキを買ったじゃの
3代目は弓道部の後輩で、時々カステラの切れ端を持ってきてもらってたじゃの（笑）
愛されてるんやな～って。
それだけで嬉しくなる。
中には、西条の方で、調べて電話して一気に60個注文。
「全部自分が食べます」と断言してくださった方も。
変わらないということは、勇気がいる。
惑わされず、自分を信じて、先代を信じて、味以外の見えないところに工夫して
それを実践している宮川さん。
その想いが、重すぎるほどずっしりと感じる「うすかわまんじゅう」である。
あ。明日の「やのひろみの笑顔みつけた！」も、オモロイです（多分）。
こんなんが出てきます・・・（多分）。