クラスメイト

 

新聞のお悔やみ欄を見て、目を疑った。

高校のクラスメイトの名前があったからだ。

慌てて高校の卒業アルバムを引っ張り出して、

人違いであってくれと祈りながらページをめくる。

 

・・・間違いない。

 

まさかの訃報に呆然としたが

仕事のやりくりができそうだったので、お別れを言いに

告別式に参列した。

CA3H1176

 

喪主は、お父さん。

これほど辛いことはないだろう。

「39歳になったばかりでした。親バカかもしれないけど

とても優しい子でした」と、泣きながらお話された言葉が

胸に突き刺さる。

 

高校の時のクラスメイトだったが、

彼とは高校を卒業してからのほうが仲良くさせていただいた。

お父さんの言うとおり、凄く優しくて情熱的。

河川敷に座って、いろんな話をしたことを思い出した。

ウチにも遊びに来たこともあって、我が家の家族みんな知っている。

社会人になってからは、「ノルマがあるんよ」と言われて

協力させてもらったこともあって、その時の商品は、今もある。

なんで突然・・・

あまりにも早すぎるじゃないか。

 

とても穏やかで、今にも大きな瞳を開けて

起きてきそうな棺の中の彼と

最後のお別れをしていたら

お父さんが「やのさん。来てくれたんやね、ありがとう」と

声をかけてくださった。

・・・涙が止まらなくて、ちゃんとお返事することも出来なかった。

 

 

 

心からご冥福をお祈りします。

合掌

 

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コメント

  1. 長渕家の嫁 より:

    ご冥福をお祈りいたします

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