バイオディーゼル燃料を作りながら車で地球一周した、
山田周生さん。
地球一周後、日本を回っていて、2年前に愛媛にお越しいただいた。
みんなが持ち寄った使用済み天ぷら油を、車後方に積んである機械に投入して
バイオディーゼル燃料を作り
それを燃料にして走っているという強者だ。
インタビューもさせていただいたが、
http://yanohiromi.i-yoblog.com/d2009-06-16.html
世界を渡り歩いてきた屈強な人・・・だからこそなのか、とても穏やかな人柄が印象的だった。
その山田周生さんは、
今回の東日本大地震の際、岩手にいて、
この燃料難で移動困難な中、自ら燃料を作り、物資を届け、被災地を回り
被災地の状況を具体的に伝えて、また次の避難所に物資を運んでいる。
それを聴いて、自分のことのように嬉しくなった。
私の知っている人がそんな活動をしていることを、心から誇らしく思った。
今、山田さんは、バイオディーゼル燃料の車を持つメンバーに
声をかけているところだそうだ。
やはり車の燃料がないことで、生きていくのに必要な食料、水、暖房用の燃料が届いていない地域が多い。
「こんなとき細かいケアができるのは、BDFやWVOなどが活躍する時だ」と。
ガソリンを必要としないバイオディーゼルカーなどで、物資を積ぶ。
今までの価値観（価値感）が見直される時代がきていることを痛感する。
もしも、皆さんのお知り合いで ＢＤＦ バイオディーゼルカーを持っている方々が居れば、
このことを教えてあげてほしい。
（ドイツやヨーロッパ、ブラジルあたりでは、ＢＤＦが多く走っているが・・・）。
詳しくは、山田周生さんのブログを見てください。
http://space.rgr.jp/bio/