卒業式

高校生で、こんな素敵な「卒業式」があるなんて。
3年前にもお伺いした、愛媛県立南宇和高等学校吹奏楽部 第24回定期演奏会。
3年生の卒業公演でもある。
愛南町御荘文化センターの裏口には、RN.瀬戸のパカ嫁さんがっ
貴女も保護者なのですね~~~
舞台裏にはずら~~~~~~~~~~~~っとこれでもかと差し入れが並ぶ。


愛情の塊ですな。
おにぎりってなんでこんな愛らしい形なんでしょ、と改めて思ったりして。
保護者の方にどれほど支えられてきたか。
そして、OBの子たち(卒業生にとっては先輩)が30人近く
この公演の裏方スタッフとしてサポートに帰ってきてくれてる。
こういう先輩たちの「恩返し」に
(保護者の方は「恩送り」と表現されていた)どれほど支えられているか。
さらに、顧問の先生。
土居俊一先生は、9年間育てた南高吹奏楽部を卒業する。そう、異動だ。
副顧問の、上野純先生。新婚さんでとっても可愛らしい女性の先生。
この2人に、生徒たちどれほど優しく厳しく鍛え上げられてきたか。
朝からリハーサルが続いて、やっと18時30分からが本番。


2部開演直前
舞台上の吹奏楽部員も、鳴りやまない拍手の客席も、
共にこの瞬間瞬間を味わうように過ごしていたような感じだった。

先生が高校時代から指揮棒を振りたかった楽曲や
先生が卒業生のために作った曲や歌や踊りの披露。

ひとりひとり、卒業生17名の名前が土居先生から呼ばれる。
みんな、鼻の頭を真っ赤にして、それでも笑顔でステージに立っている。
3年間、一生懸命頑張った部員には、
こんな素敵な舞台が待っていると思うと、
この伝統って凄いなと改めて思う。
後輩たちは、みなさんの背中を追いかけて、また1年頑張ってくれるだろう。
本番後、お客さんが帰った舞台で、サプライズで土居先生に歌のプレゼント。

先生も生徒も保護者もみんな泣いていた。そしてその後、やはり笑顔だった。
最高の3年間を過ごしてきた何よりの証。
ご一緒させていただけた定期演奏会、本当に光栄でした。ありがとうございました。
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コメント

  1. ラジオマン より:

    遠方だけど、いい仕事をしてますねえ。

  2. tsusie より:

    昨日は どうもありがとうございました
    (^◇^)
    毎年 定期演奏会は素敵な卒業式になりますね。
    また それを支えるスタッフにも スポットを当ててくださる
    らくさん or やのさんの 優しい言葉 29年前の卒部生tsusieも感謝してます。

  3. 土居 より:

    おはようございます。南宇和高校の土居です。
    昨日メールもしましたが、ありがたい形で南宇和高校を紹介していただいているので、こちらにもお礼を書き込ませていただきます。
    演奏会では大変スムースかつあたたたかな司会進行をありがとうございました。お客さまはもちろん、演奏者、スタッフ、保護者からたいへん好評でした。やのさんの「優しい明るさ」に心から感謝いたします。
    この春、私はやのさんの母校へ転勤しますが、今後とも南宇和高校吹奏楽部をよろしくお願いいたします(…あ、もちろん私のこともよろしくお願いします…笑)。

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