いよいよ、クリスマスイブにプレオープンの
道後オンセナート2014。
今日はメディア向けの、ホテル内覧会があるということで
朝っぱらから、スタジオに籠り、ギリギリ2時間特番を仕上げることが出来たので
午後からの内覧会に参加することができた!!!
道後オンセナートの企画のひとつ、「HOTEL HORIZONTAL」。
道後のホテルの客室一室(全部で10の宿泊施設が参加)が全部アートになるという
かなり どっぷりどっぷり浸かって、アートを独占できるプロジェクトなのだ。
12月24日のプレオープンから宿泊可能ということで
今回が初めてのメディアへのお披露目。
東京からも取材クルーがきていたようだ。
沢山 描きたいことはあるが、詳しくは追って・・・ということで
今日 拝見させていただいた、先行オープンの5つの部屋を少しずつご紹介。
※ちなみに、宿泊者以外にも、一般公開できる時間帯があるようだ。
■草間彌生 『わが魂の記憶。そしてさまざまな幸福を求めて』 宝荘ホテル
ドットが夢に出てきそうなくらいの勢いの部屋。
しかも、草間さんが随所でお出迎えしてくれるような演出にもびっくり。
洗面台のところは合わせ鏡になっていたりして楽しめる。
眠るのが勿体ない、ずっと起きていてアートを堪能したい部屋。
草間グッズのレベルの高さにも感動。今度買いに行こう。
■皆川 明 『ロ』 花ゆづき
まず入って、い草の香りになんともいえない幸せな気持ちになる。
見上げれば、天井もふすまも全部全部、全部全部い草。
そして、枕カバーもシーツも全てオリジナルデザインでめちゃいい。
■石本藤雄 『Suuri Taiga/大草原』 茶玻瑠
なんといっても、地元愛媛、砥部出身ということもあり
ご本人自らがいろいろ解説してくださって感動。
マリメッコのデザインを長年手掛けられたからこそのカラフルなシーンあり
砥部焼の温かみのあるシーンあり
本人の原画(ラフ画?)あり!
■谷川俊太郎 『はなのいえ』 道後舘
あの、ことばのチカラ事業でご一緒させていただいたことを思い出す。
もう10年前のことだ。
その谷川さんのことばのシャワーをたっぷり浴びることのできる部屋。
なんと!天井の障子が原稿用紙に見立てられている。
そして、お茶菓子までもが!!!
この部屋で一日何もせずに時間を過ごして
生き方や考え方を変えられる旅になること請け合いだ。
■荒木経惟 『楽園』 ホテル古湧園
世界中にファンがいる、アラーキーの部屋は、
おそらくテレビでは全てお見せできないのではないかというほど
アラーキーワールド全開だ。
書籍の中には、日本では販売できない作品も並べられるという。
美術館などの類だと、時間がくれば直ぐに出ていかねばならないし
他の人とも一緒の可能性が高いけど
これは!この巨大な作品たちをもう独占だ。独り占めだ。
自分も縄を用意したくなるくらいだ(笑)
そして、なんとも ため息がでるほど、その吐息が漏れて来そうなほど
女性たちの表情が美しく高揚している。
まさに「のぼせる」部屋だ。
来年の春には、
道後やや、ふなや、道後プリンスホテル、ホテル ルナパーク、山の手ホテルでも
アートな部屋が登場する。
ここを巡る旅も、泊まる旅も、この機会に最古の温泉で最先端を満喫してほしい。
詳しくは・・・HPでご確認ください。
そしてバタバタと子どもの迎えに行って、スーツに着替えて
夜は、ホテル奥道後へ。
300人集合、抽選会商品総額100万円以上(驚)という
ある企業さんの年末パーティ。
久しぶりに変わらないホテルのスタッフさんとも会えたので良かった。
本番後、大急ぎで帰宅し、子どもたちを寝かしつけ
やっとやっと一息。
梅酒をロックでちびちびやりつつ
明日の娘の上着の縫いあげを、今からチクチクやろうかなと。