月面を歩く

連日、先月25日に急逝した、KING OF POP マイケルジャクソンの話題が
テレビで放映されている。
「栄光と奇行」とか「遺産相続はいかに」みたいな話題も多いが、
正直言ってあまり興味がない。
特に遺産とか家系図とか見せられても
間違いないことは、私らに入金があることは決してない、ということ。
そんなことより、
私たちの思い出の中にでさえ、マイケルジャクソンというシンガーは
相当な影響を残している。

それが1億枚セールスのアーティストなわけやから、
世界中にそういう共通認識の人たちが居ると思うと、
改めて彼の偉大さを思う。
今朝の読売新聞を何気なく読んでいて、もう鳥肌がたった。

こんな粋な全面広告が、いとも短期間で納品されているのである。
告知したいCDのことは下の隅にホントに小さく載っているのみ。
ムーンウォークのマイケルの横には、さりげなくこんなコピーがあった。

あなたの歌声が、
人種や国境を無意味にした。
あなたと一緒に、
はじめて月面を歩いた。
マイケル、
たくさんの夢を
ありがとう。
どれだけの人が「月面を歩こう」と彼のダンスを真似したことか。
今日の「やのひろみの本気ラジ」は　マイケルジャクソン限定リクエスト　だった。

何を隠そう私も、初めて買った洋楽アルバムはマイケルだった。
そんな同じ想いのリスナーさんからもたくさんの思い出が届いた。
■松山市銀天街にあったニチイの大型テレビで
マイケルのプロモーションビデオが放映されていて、
小学6年生当時、下校後、自転車を漕いで連日、ニチイに入り浸っていた人、
■大学の卒業旅行で行ったハワイで彼のベストVHSを購入し、
今だに夜な夜な観ている人、
■高校の時、親に内緒で東京ライブのチケットをゲットして観に行った人、
■運動会でスリラーの出し物をして、完全にゾンビになっていた人、
ま～ホントいろいろ。
そんな世界中のみんなの心の中にマイケルは居るのだと。
まるでマイケルの歌の歌詞のようだ。
心よりご冥福をお祈りいたします。
合掌