湯の里

 

先週から始まっている、坊っちゃん劇場での「道後湯の里」。

伊佐庭如矢（ゆきや）さん　が　どんなふうに描かれているか

楽しみに足を運んだ。

周りは新居浜から来た中学生多数。

 

いや～楽しかった。

感動大作・・・というよりは、腹を抱えて笑って、ほろりとして

さぁ、前向いて頑張ろう！と思えるような、ほっこりした作品。

如矢さんも、とても人間味があってお茶目で

「スーパースター」じゃないところにも共鳴した。

さすがジェームス三木さん。

 

そういえば、先日笑顔みつけた！でお邪魔した

山澤商店 の名前も出て来てたなぁ。さすが創業128年。

 

それから、昨日笑顔会でディレクターが見せてくれた

（今月　閉店する銀天街・坊っちゃん書房で見つけてきた掘り出し物だそうな）

小説坊っちゃん（＝大正時代の刷物）

・・漱石さんは、当時、夏目金之助と名乗っていたんや～

それから「坊っちゃん」じゃなくて、当時は「坊ちゃん」やったんや～

時代の香りを少しだけ共有できたようなキモチになる。

 

道後湯の里。

今の道後温泉があるのは、先人の先見の明があったからこそ。

そして道後に限らず、どんな「今」も、そういう膨大な過去の積み重ねの延長線だ。

それを我々がどう次に手渡していくか。

取りこぼさないように大切に大切にと。

地元愛媛の人に沢山観てもらいたいなぁと。