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第18回俳句甲子園。
毎年のことだが、開会式前で既に汗だく（汗）
でも取材も大勢来ていて
そして無事に開会式がはじまった。
熱気を帯びた大街道商店街全部に、12会場作られた会場で
一斉に予選リーグがスタート。
12ブロック3チームごとの総当たりで勝ち上がったリーグ代表が
決勝トーナメントにコマを進める仕組みだ。
今年はとにかく、レベルの底上げが凄まじい。
みんな頂点目指してしっかり磨きあげて松山入りしているのが分かる。
何処が来てもおかしくない状況で激戦に次ぐ激戦。
愛媛勢も多くが決勝トーナメントまで勝ち上がってきている。
（松山東・愛光・済美平成中等教育・今治西・宇和島東・伯方 6校が
全国大会に出場）
会場はこの熱気。
高校生達の全力の俳句鑑賞（ディベート）に耳を傾ける。
「今日は笑顔みつけた」じゃないんですね。
今日は開会式の司会以外は、12会場全体を観ているディレクターなもので
無線をぶら下げて大街道を何往復もしていると
私を発見して声掛けてくれる人から、よくそう言われた（苦笑）
中には、ラジオを聴いてる 広島・宮崎あたりから来られた方も。
名古屋大会でお会いした方にも再会できた。
（審査員してくれた先生も、わざわざ観に来てくれてて感激）
そしてその名古屋大会から勝ち上がってきた名古屋高校が
初めて、ベスト4入りを果たし最終日の舞台行きが決まった瞬間。
抱き合って喜び泣き崩れるメンバー。
どれだけ涙しどれだけ悔しがり、それを糧にどれだけ励んできたか。
それを想うとおばちゃん（笑）も涙。
結果、旭川東高校（北海道）・名古屋高校（愛知）・開成高校Ａ（東京）
が明日の舞台への進出を決めた。
あとひとつの枠は、今日破れた33チームが一斉に挑む敗者復活戦。
全ての舞台は明日。
松山市総合コミュニティセンターキャメリアホールで。
ぜひぜひいらしてください。
全ての会場を観ていたのでなかなかじっくりディベート聴けなかったが
うろうろしてた中で、一瞬で心を掴まれた句があった。
（こういう瞬間も嬉しいなぁとつくづく）
この時点で試合の負けが決まっていた、茨城県立下妻第一高校の句。
ディベートは割愛され、旗判定のみだったのだが
白旗がば～っと上がった瞬間、作者は泣き崩れた。
先生方に、お客さんに想いが届いた瞬間。
俳句の神様がほほ笑んだ瞬間。
いや～蝉の声が、私の耳にも鳴り響きましたもん。
分かりやすい言葉で（難しい言葉は読めません（汗））
一瞬にして脳みそにズバッと入ってきて。
散髪の鋏を入れるときに蝉 茨城県立下妻第一高等学校