4年ぶりのこの景色が帰ってきた。
全員の選手。みんなでの食事。決意表明。組み合わせ抽選。
そして全員で敗者復活戦の句を作句。
第26回俳句甲子園がいよいよはじまった。
実行委員会関東支部長の挨拶は
俳句甲子園OBOGならではもので、選手のキモチが分かる一人が
こうして俳句甲子園を支える一人になっていることを象徴。
あの時高校生だった彼がこうして会を代表して挨拶していることだけで
おばちゃんは胸がいっぱいだ。
そして13名の審査員長を代表して、高野ムツオ先生の挨拶では
思わず涙がこぼれた。
「私が24歳で新人教員だったころ受け持った、
12歳だった生徒がこの会場にいます」
それが、今年高野先生を密着しているディレクターだった。
そして彼は還暦をすぎて俳句を始めているという話。
そんな出会いも一期一会。今日も、明日の対戦も、全てが一期一会。
大きく頷きながら聴いている選手が何人もいた。
先生、若人に先生の言霊がシッカリ届いています。
組み合わせ抽選ではやいのやいのと抽選ボールを引き一喜一憂。
こういうの、ホント青春ですね。
んで、空気は一転、敗者復活戦作句モードへ。
シーンと静まり返った教室で選手たちは
難題の席題に軽く悲鳴めいたざわつきの後、静寂の中即吟に挑んでいた。
土曜日日曜日、第26回俳句甲子園
ぜひぜひご覧いただきたいです。