背中

昨夜はNPO法人俳句甲子園実行委員会の総会に出席。


見よ、この皆の真剣な背中をっっ
一応、私もへっぽこながら理事としてお手伝いさせてもらっていて
実行委員の一員として既に地方大会の会場選定に入っている。
今年は8月19日・20日・21日が全国大会。
http://www.haikukoushien.com/
その日に向けて1年間、ずっと準備をしている仲間達である。
そして今日は仕事の予定を急きょ変更して、
お世話になっている方のお父様の告別式に参列させていただいた。
もう7~8年ほどの付き合いになるだろうか、
年も少々離れているし、会社の規模は雲泥の差だが(汗)
肩書きやそんなもんは関係なく、立場や関わり方が変わっても
ずっと変わらずただ一生懸命に想いをぶつけあって
お仕事をさせていただいてきた。
そのお父様と最初で最後の対面となった。
学校の先生をされていたということと、そのお人柄ゆえ
ご近所の方のような方々も含め、大勢の方が弔問に訪れていた。
喪主ご挨拶で語られた、お父様との思い出。
学校の先生らしく、夏休みの理科の自由研究に口を挟んできて
毎日植物スケッチを強要され、いやいややっていたこと。
教員という仕事を、いつも一生懸命真面目に取り組んでこられたこと。
退職後は、畑を耕し、これまたいろんなお野菜などを一生懸命つくられていたこと。
その野菜が、とてもとても美味しかったこと。
「『お前は何をべらべらしゃべりよるんぞ』と父が言ってるかもしれませんが・・・」
と、付け加えられた後、会場には静寂が流れた。
お父様のことを伺って、
その方の仕事への取り組み方のルーツが分かったような気がした。
「親の背中」とはそういうものなのだと。
夕方は、愛媛朝日テレビの生放送へ。

くしくも特集は、老いを取り上げたものであった。
様々な辛いことも全部抱きしめて、
笑顔で一生懸命生き生き生きている、
その背中を、若輩の私たちはしっかりと見つめ
先輩方からいろいろなことを学びとらなくてはならない。
お父様のご冥福を心からお祈りいたします。
合掌
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コメント

  1. 93kgのプッコラ より:

    『親孝行したい時に、親はなし!』
    私も両親が亡くなって何年も経ちますが、いつまで経っても、”親の背中”って思いだして僕の生きていく規範となっております。
    ちなみに家内の両親も同じころに逝ってしまい、もう、”親孝行の真似ごと”もできません。
    『別れ』はいつか必ずやってきます。
    親御さんがいらっしゃる方は、毎日の関係を思う存分大切に・・・

  2. 松山のサザエさん より:

    私も93kgのプッコラさんと同じ立場で同じ気持ち。
    天国の両親に「ありがとう」と感謝する毎日です。

  3. 長渕家の嫁 より:

    ご冥福を
    お祈り致します

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