第8回 高校生以外のためのマル裏俳句甲子園
毎年この時期に行われる大会で、
第13回俳句甲子園 支援開始のイベントでもある。
高校生じゃないと出場できない、夏の俳句甲子園を見て、
大人たちもやりたいな~と始まったこの甲子園も8年目。
年々レベルが上がってきて、
また遠路より泊まりがけでの参加、
親子での参加、
中学生などが、来年再来年のために出場したりとま~さまざま。
私はいつも進行・行司役としてお手伝いさせていただいてます。
(俳句甲子園実行委員会のメンバーなもんで)

しかしま~夏井いつき組長は、毎回毎回趣向をこらしてくる。
今年の予選の席題は、ぬあんと「音」での出題だった!出場者呆然!!
獅子おどしの音から連想されるもんを考える、しかも5分で。
ま~これは難しいっすぜ。
予選(個人戦)で優勝したのは、俳号 桜井教人。
まずは音次に光がきて春着
なんと映像が広がる句なんでしょ~新春らしい素敵な一句。
で、チーム3人の獲得合計の高い順から8チームだけがトーナメントへ。
午後からの試合も、ま~白熱しました!!


俳句はすべて当日提出なんで、舞台裏では書道隊が短冊に書きまくり、
点字隊は目の不自由な出場選手のために、対戦句を点訳!
沢山の裏方スタッフにささえられ、
お客さんの歓声や拍手にささえられ、そりゃ盛り上がりますっっ
決勝戦の大将戦はそれを象徴しておりましたな。
俳句が披講された瞬間、赤白ともに会場からどよめきがあがるほど。
赤/さえずりっ(八幡浜日土のミカン農家の嫁さん三人衆 最高得点で予選突破)
雪やこんこん子犬うもれてしまいけり

白/たま自慢(予選は最後の最後、トランプ抽選で
ラッキーにもトーナメントに進出してきたダークホース)の対戦。
陣痛三十二時間外は雪

この句の判定で、なんとなんとの「たま自慢」が優勝をさらっていくという
なんともドラマチックな幕切れとなったわけだが、
メンバーのうちの1人、俳号 うさ さんは、
なんと朝日新聞の記者!!!
彼は仕事用のカメラと取材ノートを手に舞台に上がり、
現場で取材をしながら出場し、ぬあんと優勝してしまうという
誰も予想だにしなかった展開だったのだ。
明日の朝日新聞がとってもとっても楽しみである。
http://100nenhaiku.marukobo.com/?eid=1290822
いや~たった2分だが攻め方も凌ぎ方も面白い!
ぜひ俳句甲子園に出場する高校生たちにも観てもらいたい大会である。
第13回俳句甲子園は8月7日(土)8日(日)※全国各地で6月に予選あり
高校生たちの熱戦にご期待ください!
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