農家レストラン

尊敬する兄のような方(と勝手に思ってますが)から、突然FBで連絡が。
「連盟賞おめでとう。ランチでもしようや」と。
ちょうど時間がとれたので、ふたりでランチデートをすることになった。
場所は、松山市朝生田の「ナテューレナテューラ」。

そのお相手とは、洋食屋創業90年の老舗、マルブンの真鍋明さん。
このお店も、もちろん真鍋さんのお店だ。
今日から、農家レストランメニューがスタートしている、という。
看板にもちゃ〜んと生産者の方々のお名前が。

お店に入っても、農家の野菜とその方々の顔写真が出迎えてくれる。

おお〜〜だいたい知ってる人や〜〜っっ 何だか嬉しくなる。
「2004年からずっと想い描いていた、農園の中にあるレストランのような、
農家が主役になれる料理をお出ししたいと思っていた。やっとそれが形になった」と真鍋さん。
メニューのイラストがまさにそのイメージ図だ。

いろいろ頂いたが、確かに。
食べた後、「!!!!これ、凄い。誰の野菜?」と言いたくなるメニューばかりだ。
まずはこんな彩り鮮やかな一皿。
オクラやにんじんの甘さがかなり前面に、凄く凄く薄味に仕上げていて、ショウガが味をまとめている。

で、食べるサラダのような、温かいスープ。

お野菜の甘みがスープに出てて、一滴たりとも残したくないスープだ。
またこの人参が、柔らかくて柔らかくて・・・かぼちゃか!と思うほど。
パスタは冷製。これが細麺でトマトは濃いくて甘いし、なんと美味。

ニョッキを揚げたのも出してもらったが、あ〜〜これは完全につまみやね。

モチモチ感がたまらない。
そして・・・最後にカウンターパンチをくらったような一皿は、この五穀米リゾット。

魚介の旨味を全部吸い取ってふっくらと仕上がった五穀米のなんと旨い事。
そこに青菜のシャキシャキ感と、揚げたジャコがアクセントになってまとまっている。
参りました。完全に参りました。
最後に、真鍋さんにできたばかりの「ありがとう」新作缶バッチをいただいた。

ありがとうございます。
料理をするとか、食事を提供するとか、それはあくまでも方法論であって、
「なぜ働いてるか」と聞かれたら、マルブンスタッフはみんな
「おきゃくさまのありがとうのために」と答えてくれる。
「お客さんが喜んでくれる」ために、接客し調理しもてなす。
いろいろリクエストしても「無理です」とか言わない。
その「想い」にブレがないことが、道筋になっているのだと思う。
これは、どんな仕事にも当てはまるな〜ホント。
迷ったときは、私も、この「想い」に立ち返る。
するとおのずと道しるべが出てくるもんやないかな〜と。
お店を出る時に「ありがとう」と大声で言いたくなる、
そして、こんなに美味しく野菜を作ってくれた農家さんにも「ありがとう」と叫びたくなる、
そんな、農家レストランなのでです。

トラットリアナテューレナテューラ
790-0952
愛媛県松山市朝生田町6丁目2-3
089-986-7883
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コメント

  1. 93kgのプッコラ より:

    野菜嫌いな僕でも、美味しく頂けそうなお店ですね~・・・(*^_^*)
    そちらのお店! ええオーナーに、ええスタッフ、ええ農家の方々に囲まれて、そりゃ~繁盛するわ~~ ヽ(^o^)丿
    それにしても、缶バッチ! カワユイやんっ!!!

  2. アフロ2号 より:

    生産者、販売者の顔がわかるって、消費者としては安心して食べる事ができますね。
    特に身体の中に入る物ですから。
    バッチもかわいいな♪

  3. さーくるふぇいす より:

    マルブンさん行ったことあります(^^)
    とってもおいしかったし、お店の方がとても丁寧に接客してくださって、嬉しかった思い出があります(^^)
    「ナテューレナテューラ」さん行ってみたくなりました(^^)
    すっごくおいしそうです!!

  4. 長渕家の嫁 より:

    うわっ
    絶対に
    行こっ

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