毎週被災地の「今」を伝えてもらいたいと
木曜日の午後ワイドの中で
「がんばろう!ニッポン!~えひめからつながレター~」
という コーナーを立ち上げたが、
そこで生活する方々の声が いちいち説得力があり、身につまされる。
先日は、無事を知らせるメールをいただいたことがきっかけで
仙台で働く知人に電話を繋いだ。
仙台空港はごらんのとおり。
港も街中も その爪あとは 痛々しい。
スーパーには物が無い。
牛乳はひとり1本。パンはひとり2つ・・・など購入制限がある。
・・選びながらモノが買えること は、あたりまえではないのだ。
「自衛隊松山駐屯地の名前が入ったトラックも見かけ、
四国・松山から支援に来ていただいていることが分かり
大変、感謝した次第」というメールの文章に、こちらも嬉しい気持ちになった。
仙台市内はじめ宮城県内はガソリン給油の渋滞が連日 続いており
それに伴いトラックが最後尾の車に追突したり、
ガソリンがないためエンジンをかけられず
暖をとるため車内で練炭を焚いた人が 一酸化中毒で亡くなったりと
多くの事故が発生しているそうだ。
当たり前の生活を、根本から考え直す。
便利になりすぎた私たちの暮らしを、改める時が来ていると感じる。