小学校の時、下駄箱には、男子が青で女子が赤の上履きが並んでいた。
週末には自宅に持ち帰り、靴用タワシでゴシゴシ洗って干した。
おかげでゴムの部分がヨレヨレぶよぶよになっていた。
6年くらいになると、かかとを踏んで歩いてたもんで
いよいよくたびれて、
よくマンガ本などに出てくるベタな「下駄箱にラブレター」など
置いてもらえるような女の子らしい上履きの状態では
無かったことは確かだ。
あれから30年近く経って、
我が子人生初の上履きを手に入れた。
14cmの小さな靴は
こんなに時代が変わってトレンドが変わっているのに
あの時となんら変わらない形。
あまりの懐かしさに少し胸がキュンとした。