両脇に積もった雪、山々の雪化粧を眺めながら一路 新居浜へ。
ピンと空気が冷たく刺さるが、太陽が顔を出しているんで清々しい。
向かった先は、愛媛県総合科学博物館。
愛媛県地域自殺対策緊急強化事業として
東中南予の3か所でフォーラムが開催される。
私は司会とコーディネイターとして参加させていただいた。
四国がんセンターの大中医師の講演が、
めちゃくちゃ分かりやすくて、柔らかな口調の中にも
キーワードが随所に散りばめられ、
時折笑いもおこったりしつつ、あっという間の1時間。
その後のパネルディスカッションも、
スクールカウンセラー・司法書士・うつ支援のNPOと
各方面で活躍されている方からの貴重な話がどんどん飛び出して
時には放送では言えないような正直な赤裸々意見もあったりして
とても勉強になった3時間だった。
共通して言われていたのは
「ひとりじゃないよ」「そばにいるよ」「ひとりで悩まないで」
ということ。
年間自殺者が3万人を超える日本。
その数を減らしていくのは、専門家でもなく、国でもなく、薬でもなく
そういった専門機関へ繋いでいく、私たちの言動だと
改めて実感した。
26日には西予市(県歴史文化博物館)、
3月5日には松山市(県女性総合センター)でも開催されるこの事業。
入場無料なうえ、啓発グッズの配布はもちろん
質問にも丁寧に答えてもらえるので
ぜひぜひ足をお運びください。
会場でお待ちしています。