「迷っている方へ」・・・本屋さんでこんな言葉が書いたリーフレットが置いてあった。
考えてみればあたりまえのことですが、平均的な人間などどこにもいません。
自分がおもしろいと思ったものを選んでください。

・・・絵本選びの話しです。

絵本館の有川裕俊さんの文章でした。
平均的な三歳児や平均的な五歳児、そんな子どもも、どこにもいないのです。
なのに「三歳児にぴったりの絵本とか、五歳児に適した絵本はどこだろう」と考えてしまう。
ないものを探しているのですから、迷ってしまうのは当たり前です。
では、絵本選びはどうすればいいか。
自分が面白いと思った絵本を選んでください。
大人のあなたが面白いと思った絵本を選んで大丈夫です。
意外かもしれませんが、大人が面白いと思った絵本を子どもは面白いと思う。
この確率はかなり高いのです。
理由はふたつあります。
ひとつは、大好きなおかあさん・おとうさん・おばあちゃん・おじいちゃんが
面白いと思って読んであげる絵本です。
なにかが伝わって、何の不思議もありません。
もうひとつは、何しろ同じ遺伝子に連なっているのです。
いくらか趣味が似通っても、これも不思議じゃないでしょう。
なにより、面白いに大人も子どももありません。
あなたが面白いと思った絵本を選ぶ。
大丈夫です。
子どもの年齢を気にして悩みながら絵本を選ぶより気持ちがいい。
そのうえ、子どもが絵本を喜ぶ確率が高くなります。

なるほど、そのとおり。絵本だけじゃなくて何にでも言えるかなぁと。
「面白い」ということは、人間の根本を動かす力を持っている、という。
迷いながらでも、自分の思った方に正直に。その想いは伝わるんやな~と。

やのひろみ

四国 愛媛県在住のフリーパーソナリティ、やのひろみ です♪ラジオ・テレビ・CM・イベントなどで喋ってます。

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