もう何年になるだろうか、「日本地雷処理を支援する会」をささやかに応援している。
砥部在住のおじさん、高山良二さんとお友達になってからのご縁。
どんな団体かってことは、彼らのHPを検索しれくれぃ。
で、その高山良二さんは、カンボジアと愛媛を行ったり来たりしていて、
いろいろメールで情報交換している。
カンボジアの村で、地元の若者を雇い、地雷や不発弾の処理を進めている高山さん。
彼から先日メールが届いた。慰霊祭の報告だった。
実は、去年の1月19日に、住民参加型地雷処理活動に従事していた村人7名が
対戦車地雷の爆発事故で殉職するという、痛ましい事故があった。
活動継続が難しいのでは?という懸念もあったが、
なんと、100名近いデマイナー(地雷処理のスタッフ)が誰一人として、
「辞めたい」と言わなかったというのだ。
もちろん、ひとつには、自分たちの村を何とかしたいという使命。
そして、もうひとつは、生きていくために必要な高額なサラリーの獲得。
いづれにしても、この村で生きるための、生き抜くための選択である。
殉職された7名の、彼らの死を無駄にしてはならない、彼らの偉業をたたえたいと、
愛媛の方にも多くの寄付を頂戴し、慰霊碑を完成させ、
その一周忌の慰霊祭がタサエンコミューン主催で執り行われた。
会場には高さ10.4mの慰霊碑が完成し、殉職者7柱の写真は陶器に焼付けされたものが飾られている。

村民は「彼・彼女等の尊い業績を ずっと村民に語り続けてタサエンの発展に感謝したいためにも、
また地雷除去に携わる皆さんが安全に作業して頂くことをお願いする意味でも
とても重要なお盆(慰霊際)になると思います」と語っておられたそうだ。
高山さんの活動を、ラジオでも定期的にご紹介し、応援をさせていただいている。
カンボジアの現状を、現場の声を教えてもらっている。
まずは、現実を知るということ。そして考えるということ。で、行動するということ。
私たちにも何か出来ることがないかと、過去2回に渡り「笑顔の種」と題した文房具を集めた。
地雷や不発弾の危険性を訴える紙芝居を、子ども達に見せるときに、集まってもらった子ども達に
プレゼントするための文房具だ。
リスナーさんたちから、前回は10000点近くの文房具が集まった。
また今年も近々やろうと想っています。もし使ってない文房具があったら今のウチに
探しておいてください。
さらに、今年は、松山の白鷺ライオンズ倶楽部の方が音頭をとって、不要楽器も集めることに。
カンボジアの子ども達の音楽の授業には、一切の楽器がないそうだ。
もし楽器があれば、音楽はもっともっと楽しくなるのでは?
是非使っていない楽器も見つけておいてください。
笑顔の種がどんどん芽を出しますように・・・

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