松山市湊町にある「パブふじ」。
名前だけ聞くと、ちょいとピンク系かい?と思うかもしれんが、
昭和55年から30年続く老舗の居酒屋さんである。
名物お母さんが、カウンターの一番奥に座っていて、
キリンのエプロンを付けた、爽やかなバイトさんたちが
きびきびと接客してくれる、実に気持ちのよいお店だ。
ブラウマイスターが置いてあるのも嬉しい。
そして、瓶はクラシックラガーのみ!!!(パチパチパチ)
収録があってお邪魔したのでまだ開店前。
独占状態でカウンターへ座る。
車で来ているので涙を飲んで眺めるだけにするが、
ここに来たほとんどの客が胃袋に納めるであろう名物二品。
B5サイズはあろうかという大きさの卵焼きに、
ツマミになる独特の味付けの焼そば。
卵には最低限の味付けのみで、ふんわりと仕上げてあるのがいい。
このでかさに最初はホントたまげたもんだ。
どれだけキリンに惚れ込んでいるか、
(何でもとことん惚れこまんとひとつには搾れん、と嬉しいお言葉)
80種類ほどあるメニューのこと(350円メニューも豊富で庶民の味方!)、
戦後、ここは行列の出来るキャンディ屋さんだったことや
パブふじの「ふじ」はホントは冨士山の冨士だということ
お客さんとの長年の絆の話など、いろいろと伺った。
取材後、「食べさせたもんがあるんよ」とお母さんが出してくれたのは
メニューにもなってる「ハムサラダ」。
生ハムが惜しげもなく分厚く切られている。
そして、中にサンドされているのは・・・こともあろうに
パイナップル!!!!!!!!!!!!!!!!
おいおいおい。そんなバカな。
と半信半疑で口に運ぶ。
ハムの塩気と、ジューシーなパインが口の中で一体となる。
おおお~~~いけるではないかっっ
出していただいたものを全てパックに入れて持ち帰りにさせてもらう。
(なんと図々しいことっっ)
美味しゅうございました。また来ます。
パブふじ
松山市湊町6丁目
(松山市駅から伊予鉄高島屋西駐車場へ向かって、踏切手前を右手へ曲がってすぐ)
089-921-3097
コメント
見ていたら、ハムサラダと卵焼きとお茶漬けが食べたくなりました。