三連休の最終日、松山インター近くの道路は県外ナンバーの車も多く、
帰路につく車で渋滞していた。
こんな時こそ西日本が元気に消費して経済を回さんと大変やと思うので
この光景に少しだけほっとする。
そういえば、一週間前から、子どもにはテレビニュースを見せないようにしている。
11日~13日で連日放映された津波の映像は、
ウチの兄ちゃんにも かなり強烈なインパクトでインプットされたようだ。
ニュースが流れているだけで「また地震?」と聞く。
それだけ目から入ってくる情報は相当のもんだ。
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一番新しい眼鏡
被災地でない愛媛の子どもがこうなんやから、
実際に体験した子どもたちの不安はいかばかりか想像するにあまりある。
昨日の産経新聞 の記事に、こんなのがあった。
東日本大震災を受け、被災地の状況が連日絶え間なく、テレビに映し出されている。
報道として重要だが、幼児には心理的な悪影響が出始めているという。
専門家は「災害から命の尊さを学べるのは小学3、4年になってから」
と注意を呼びかけている。
「もともと元気に遊んでいたのに、震災後の月曜日(14日)から
先生のそばを離れなくなった子、1人でトイレに行けなくなった子や、
ジャングルジムが倒れないか心配する子がいる。
安心させるような対応を心がけている」 (中略)
筑波大学大学院の徳田克己教授(子供支援学)も
「小学1年のわが子が不安定でよく泣くようになった、
という母親から話を聞くと、地震の怖さを言い聞かせ、
テレビの映像もよく見せていた」。
こうした子供たちの異変に対し、徳田教授は
「多くの親は深く考えないまま、子供と一緒に災害のニュースを見て、
『死んだら会えないんだよ』などと話しかけたりする。
震災を通じて幼いうちから命の大切さを教えなければ、
というのは勘違いで、恐怖だけを抱かせてしまう」と強調する。
平成7年の阪神大震災後、徳田教授のグループが
ニュース映像を見た幼児を調査したところ、
被災地ではないのに、多くの子供に夜泣きや不登園の傾向が出た。
中には夜驚(やきょう)症(睡眠から突然起きて叫ぶなど怖がる症状)、
爪をかむ、チックなどの神経症状が強く、治療が必要な子供もいたという。
幼児がいる場合の災害情報の接し方として徳田教授は、
悲惨な映像をなるべく見せない ▽親がテレビを見る時には近くにいて、
「ママ(パパ)がいるから大丈夫」などと声をかける
▽災害と死を結びつけたり、死んだら会えないといった話をしたりしない
▽枕元に子供の宝物を置いて安心させる-などを挙げる。
徳田教授は「幼児は恐怖を感じても、地震の時に正しく対処できるわけではなく、
悪影響の方が大きい。不安を取り去るよう工夫してほしい」と訴える。
あなたのお子さんもどうぞ十分気を付けてあげてください。
コメント
私は短大時代に心理学を学んで編入してメディアを学んでいる。
あれほど「メディアリテラシー」と叫ばれているのに・・報道陣は本物を伝えたいという思いからか子どもに『地震どうだった?』という質問をする。そして「こわかった」という返答を待っているようにしか私には見えない。
人生のうちでインタビューを受けるのはほんの数秒だけれど、子どもたちの傷に塩をぬりたくり傷を悪化させ、それと向き合うのは一生かかるのだと思う。
私の友達が何も言わずに旅立ちました。
東京の部屋を片付けながら
無力な自分とこれから戦います。
やのねえのお子様たちが
背負う前に私たちが背負います。
少しでもよくして託します。
生きているから。。
人間は無力な人は居ません ただ裕福(上手く行きすぎて) 無力に感じたんでは 人は誰かの役に立ってるはずです 小さくても 必ず 力に成ってるはずです 人は一人では生きてないもの(誰しも)
文節下手ですいません☆
私も4歳の長男とテレビで地震や津波の映像をみていました。
11日は長男はやはりショックだったのか、私のそばを離れず、怖いと言い、泣きそうな不安そうな顔で過ごしていました。
命の大切さを教えることはとても大事だけど、子供への影響を知りました。大人の私たちが何気なくテレビをつけていて、子供の気持ちを考えてあげれなかった。そんな自分に反省。
被災地の皆さん、お子さんたち笑顔が一日も早く戻ることを祈るのみです。