私に母乳育児の大切さを教えてくれた、産科医の戸田千(ゆき)先生。
今は、香川県で産科医としてご勤務だが、
このお方、IBCLCという国際基準の資格を
女性では四国初で獲られた人
(母乳育児を成功させるために必要な、一定水準以上の
技術・知識・心構えを持つヘルスケア提供者)・・・だったと思う。
その戸田先生のブログに
「赤ちゃんはどうして泣くの?」というタイトルで
こんな言葉が掲載されていて、またまたチカラをもらったので
先生に許可をもらって、ここでもご紹介。
(母乳育児に興味のある方はぜひ覗いてほしい http://smilehug.exblog.jp/)
昔は「泣く」=「母乳が足りない」と、
解釈していました。それは支援するスタッフもそうでした。
だから、飲んでも泣き続けるならば、足りないからミルクを足しましょう。
という結果にどうしてもなっていたのです。
ところが最近の研究で、赤ちゃんにも喜怒哀楽があることが
どんどんわかってきました。
赤ちゃんも自分でおっぱいを見つけてくわえて飲む、という
ことが出来ると達成感を感じます。
赤ちゃんをよく観察して暮らしていると、
どんどんママは読み取る力が育ち、
赤ちゃんは伝える力が育って行くようです。
泣く前に「おっぱいが欲しいのかな?」「おしめかな?」と、
気にかけ続けるということですが、
最初はハズレが多くても一週間もすると、
無駄に泣いて辛いと言う時間が減ってくるようです。
おっぱいをあげた。おしめも替えた、でも泣く時に、
ひとつの貴重な方法があります。それは
ただ優しくそっと抱きしめてあげて泣きやむのを待つこと。
これは「あなたはどんなに泣いても私の大切な赤ちゃんよ」と、
いう大きなメッセージとして赤ちゃんに伝わります。
そお〜っと全身を1秒以上かけてさすってあげながら、
時に子守歌を歌いながら、5分10分と待ってあげていると、
どこかで赤ちゃんは泣きやむのです。
泣きやむのは、お遊戯と同じで「ワザ」です。
泣きやむのは、お絵書きと同じように「ワザ」なのです。
赤ちゃんが泣くのは決してママを責めているわけではありません。
本当に困っているのです。しかも人生経験がすくなすぎて、
この辛さが、いずれ過ぎ去るものだと言うことが理解できないでいます。
泣いているのは、あなたがダメな親だからではありません(*^^*)
泣いているのは、赤ちゃんが
赤ちゃん自身の気持ちを持てあましているからです。
以前は、かなりの人たちが言っていました。
ずっと抱っこしていたら抱き癖がついて悪い子になると。
(中略)
泣きやまないからと言って、あなたが、
ダメ母なんだ、と諦めないでください。
羊水から出てきた赤ちゃんには、空気に慣れるという作業は、
とてもとても大変なイベントだからです。
赤ちゃんの泣き声が落ち着いてきた時、、
もしかして、赤ちゃんがあなたを抱きしめてくれてはいませんか?
小さい赤ちゃんとどうか、
穏やかで優しい時間を過ごすことが出来ますように。
慣れないことに戸惑い、時には途方に暮れて
悩みながら赤ちゃんを育てているお母さん・お父さんへ
悩んだ分、赤ちゃんが抱きしめてくれると思って
一緒に頑張りましょうねっ
泣

コメント
昔から抱き癖がつくから!!と
従姉妹達は私が抱き上げると良く行ってましたが
ほっとかれるよりゃマシじゃ!と
反論してましたが
ヤッパリそうだったんやねぇ!!
今一つ
疑問が有るけど!!
従姉妹達は
「兄ちゃん!太るけんうちの子達に
なんでも食べささんといて!」と
まだ欲しがる物を取り上げてました!!
人間の身体って、身体が要求しない物を
欲しがるとは思えないんやけどネ!?
過剰摂取は毒でも!
ご飯のおかわり!や
おかずの追加!
後ひと口!!
止めさせる親の方が教育的にも
感情育成においても最悪やと思うけんどねぇ!
うんうん
みんな
泣いて
でっかく
なったんよね
今、子育て
真っ最中の方で
これ見てる人
うらやましぃわぁ~
ブログにコメントをさせて頂くのは初めてですが…お久ぶりです、とっとこグリ太郎です。
うちの息子も8カ月半になり、今でこそゆったり子育て出来ていますが、出産後しばらく戸田先生には、私も励まされました!
何度も母乳育児に挫折しそうになりました。。
赤ちゃんに抱きしめられるって、いいですね♪
赤ちゃん並みに、すぐぐすぐずいう大人はどう対処すればいいのでしょうね。女の子だと、抱きすくめるわけにいかんし・・・
この度は、
ブログを丁寧にご紹介いただき、ありがとうございます。
そのブログの管理人の戸田です。
かけがえのない、今と言う時間を、
丁寧に大切に慈しんで過ごせるお手伝いが
出来ましたら、と願っております。
うちにも一人自分の気持ちをもてあましてる娘がいます。この子は思春期なんですけど、戸田先生のお話とっても共感できるものがあります。
今、新婚三ヶ月目です。
赤ちゃんが生まれてきてくれた時、これを
思い出したいと思います。