松山市三番町コムズ。
毎年12月に実施してきた、自殺対策緊急強化事業ラジオ特別番組
「いるだけで、ありがとう。これからも、ありがとう。」の公開収録だ。
3回目になる今年。
「毎年聴いています」な〜んて人もメッセージくださったり
「何度か自殺未遂をおこしたことがあるけど・・・参考にしてほしい」
と、自殺する人の気持ちを綴って送ってくださったり
「藁にもすがる想いでお便りしました」という人がいらっしゃったり。
そして会場には、乳がんを煩って数年の闘病生活を経て
「念願かなって来れました!」という笑顔の女性をはじめ
病院のポスターを観て、一人で来たという方や、人権相談員の方なども・・・。
出演するのはたった5人だけど、
そこにはとても沢山の人の想いが詰まっている大切な時間なのだ。
希薄になって来た、ご近所付き合い。
デスクを並べている人同士でも、あまりコミュニケーションを取らないような生活。
一つ屋根の下に暮らしていても、孤独を感じている日々。
結局、人の心を汲み取る事が出来るのは、人だと思う。
そして、それを可能にするのは、人同士のつながりであり、会話だと思う。
人付き合いというものは、時に面倒くさく、煩わしく、そして、尊いものだ。
自ら命を絶つ。それがゼロになればいいなと
そんな途方もないことを思いつつ
「ひとりじゃないよ」というメッセージが届けば・・・
放送は、12月18日(日)正午〜90分番組です。
コメント
「生きづらさ」を抱えたお子さんを持つ保護者の悩みを聞くという、自治体のボランティア事業の講習を受け始めてもうすぐ半年になります。
実習では、いつもダメだしをもらい凹んでばかりですが、講習で知り合った人たちと情報交換しながら頑張っています。
大人になっても、たくさんのサポートや支援の手がそばにあり、生きづらさを抱えていても、その人らしく生きていけるような世の中になってほしいと思います。