呪文のようだが、フランス料理界の父といってもいい 「エスコフィエさんの弟子」
ともいうべき称号である。
ホテル奥道後 喜井茂夫 洋食料理長 がこの称号を授与されたことを記念して
晩餐会があり、出席した。
(といってもディナーを食べるのではなく、お料理の説明などをする司会でごんす)
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一色誠社長と、喜井料理長と一緒に
160人くらいの方々がお祝いにお越しくださった。
列席者を代表して、愛媛でエスコフィエ賞第一号の
門田さん(レストラン門田料理長)がお祝いのご挨拶をしてくださる。
喜井さんの緊張の挨拶の後、愛媛県産品をふんだんに盛り込んだ
創作フランス料理が続々と皆さんの胃袋に収まっていった。
オードブル「佐田岬産伊勢海老・岬夢21あわび・ウニ・瀬戸内タイラ貝のサラダ」
伊勢海老の身のキメと詰まり具合、あわびの柔らかさと、
高級食材タイラ貝のふわふわ感に感動!しかも早生温州みかんのソースでずぜ~!
スープ「鬼北熟成雉と媛王、いろどり野菜のコンソメスープ」
雉のコクと、どんこ椎茸「媛王」のコクと、両方が主役の濃厚なコンソメっ
魚料理「愛鯛のオモニエール 瀬戸内渡り蟹と久万高原清流米のリゾット添え」
あの!あの愛鯛ですっここでも来ましたっ
で愛鯛の切り身に包まれているのは、ホタテのすり身、その中にヨリエビ!!
なんという丁寧な仕事っ
そして、下のリゾットがまたええ味だしてますっ
口直し「西条の刀根柿のシャーベット」
これがまた、ザ・柿!のようなシャーベット。
柿とちょっとウォッカとシロップ、以上!後口は超さっぱりの大人の味。
肉料理「伊予牛ポアレ マデラソース 媛っこ地鶏ポアレ 蜂蜜スパイス風味」
伊予牛も最高級A5の肉っ どうじゃ~~!!って旨い以外にあるかいな。
キメがそろってるって感じ。
媛っこ地鶏には、なんと奥道後山頂で獲れた蜂蜜ソース!
それにさらに岩城の青レモンを絞って、ハニーレモンで食べるんやから、にくいぜ!
しかも付け合わせが、四国中央市伊予美人の赤ワイン煮(めっちゃ意外で美味)
西条のマンガントウガラシ、絹川ナスと愛媛トマト(これは抜群にとろとろで旨い)
ときたもんやから、もう「愛媛祭り!」状態の一皿。
デザート「愛媛県産栗モンブラン・伊台ピオーネ白ワインゼリー添え・無花果・蜜柑」
ピオーネがひと手間二手間かかってて、ぷるぷるぷるるん!!
モンブランも栗がかなり濃厚っ
・・・実は事前取材方々、試食させていただいた時に撮影しとったんよね~~
おほほほ~これは旨かったぞな。
お客様も満喫しておられたようで、何よりでございました!
いつになく真面目にやっておりましたので、(だって晩餐会)
何人もの方に「今日はどしたん」と言われました(またかよ)。
口下手でお茶目な喜井さん、ホントおめでとうございます!!
コメント
おいしそう!道後に行けば 食することができるんですね。何かの記念日にーー愛媛産満載ですね。サトイモのワイン煮ってあるんですね。ワインのすっぱさも少しありましたか? 柿好きには、シャペットも気になりました。