仰臥漫録(ぎょうがまんろく)・・・画数多っっ
子規さんが晩年に病床に伏しながらも書き記した随筆。
その中に、菓子パンの絵が4つ書かれた頁がある。
食べることが大好きだった子規さんが、その日、食べた菓子パンを記したもので
とても病床とは思えない食欲と食べ物に対する探究心が凄い。
挿絵にはひとつひとつ、中に何が入っていたのか注釈が入ってる。
それを当時のレシピと製法で現代版に復刻したパンが、
(株)いろは屋「子規の愛した菓子パン」。
松山商工会議所が5年前から行っている、松山ブランド新製品コンテスト「NEXT ONE」の
食品部門で愛媛県知事賞を受賞した!
米と米麹を発酵させた「酒種(さかだね)」を生地に練り込んで
ゆっくりと発酵させていく製法だそうな。
少し小ぶりの粒あんパンは、香りが完全にイーストとは違う。
和パンだ。
手触りも食感もとっても優しい感じ。
温食(おんしょく)パンは、芋味とシソ味がある。
シソって凄いね、パンには珍しい。
味わいは、スコーンとパンを足して2で割った感じ。
シソの塩っけがたまらなく、食事用のパンといった風味。
甘ったるくないのが とてもいい。
・・実は、高校生を卒業した頃、「いろは屋」でバイトをしていた私。
自宅から50分ほど自転車をこいで、いろは屋三津店に通ってたな~
今 思えば凄い体力(汗)
そこで朝7時とかからバイトしよった。
その頃はバーコードとかも当然ないんで、全部のパンの値段を必死で覚えたことが懐かしい。
未だに専務さんやスタッフさんが、
私のことを覚えてくださったりしてることもとても光栄だ。
そんなパン屋さんが、今もこうやってチャレンジを続けているなんて
当時、バイト生だった1人として、何だかとても誇らしい気持ちである。
受賞、おめでとうございます!!!
(株)いろは屋
松山市清水町3丁目70-2
tel089-923-5688 / fax089-924-5559
http://www.irohaya.co.jp/index.htm
コメント
、高校生を卒業した頃、「いろは屋」でバイトをしていた私。
⇒知らんかった。いいねえ。
高1の冬休み、ヤングベーカリーというパン屋でバイトをしたこと思い出したわ。
温食パン、食べてみたいですね。
《いろは屋》でしきのアンパン食べました(・∀・)ノ
一昨日の11日、日本の建国をお祝いするおめでたい日にもかかわらず、オラっちは雨の中外回りの仕事でした・・・(涙)
で、途中立ち寄ったジョープラ駐車場で少し遅めの昼食(大好きな粒アンパン1個とブラック缶コーヒー)を食べていました。
ところが、その時偶然にも流れてきたのがこの番組でした!
で、コト細かくご説明される矢野さんの声を聞きながら『う~ん、オラっちのとはちょっと違う!』とか『おい! もう2個目かい!!!』などと一人でツッ込みを入れていました。(笑)
いや~ぁ、外が土砂降りで少々ブルーだったのですがお陰ですっかり心が晴れて何だかうれしくなりました!
50歳を過ぎてまさかこんなことで癒されるとは思ってもみませんでした。
心から感謝しています! これからも頑張ってくださいネ。