愛媛県社会福祉協議会主催の、福祉介護就職フェア。
講演3本立てで、40近い業界求人ブースも出て、
これだけ揃うってことがまずは凄いな~と想いつつ。
メインの記念講演は、
流通ジャーナリストの金子哲雄さんに来ていただいた。
彼とは、一度だけNHKでお仕事をご一緒させていただいたことがある。
テレビでご活躍されているだけあって、
20秒程度の短い時間でも、とってもいいコメントをされていたのが印象的だった。
そして何より、今日の現場で
私のことを、名前までちゃんと覚えてくださっていたことに、驚いた!
とってもお忙しく、折角松山に来たのに、コミセンと空港の往復しかできない金子さんに
少しでも愛媛を感じてもらいたいな~と想い、楽屋にちょっとみかんなんぞを。
(道の駅ふわり で旬の柑橘をゲットです)
温かいお茶をご希望だったので、新宮茶なんぞも。
講演は「金子流 働き方のテクニック」と題して60分。
ほとんど舞台を使わずに、客席をうろうろしながら、
時に観客にクイズを出したり質問したりしながら、あっという間の時間。
就職活動で、ご自身がなんと1000社アタックしていること(そのウチ700社は門前払い)
などの経験談や、
給料とは「自分が出来ることを他人に提供して、
他人に喜んでもらえたら、そのご褒美として受け取るもの」ということ、
働くとは「相手の笑顔をどれだけ多く造ることができたか」ということ、
自分がこれだけやった、という物差しではなく
相手がどう感じたか、というところに力点を置いて「働く」ことを考えないかんなと
いろんなヒントが随所に散りばめられていた。
講演後、すぐに明日の仕事先に行かないといけなくて
最終便に飛び乗られたが、
夜中、日が変わる頃になって、
なんと!わざわざご本人様から、お礼のメールをいただいた。
こういう金子さんのお人柄が、「相手を笑顔にしている」んでしょうね~
貴重なお話をありがとうございました。
コメント
人が喜ぶことをしてご褒美がお給料、なるほど。
至極当たり前なんですけど文字にしてみると、思い返して感じますね。
世の中、単に金儲けということが言われますが
金さえ儲ければ何してもいいハズもなく、
その仕事の先に人の笑顔があるのか、もしくはないのか
そのあたりも考えれば仕事への意欲も違ってきます。
しかし振り込め詐欺や犯罪など
人が悲しむようなことをして手に入れたお金も流通しているのも現実で
どこかやるせない気持ちにもなります。
人が動くと書いて「働く」。
皆がそういう気持ちで仕事に取り組めば、
きっと素晴らしい仕事ができるハズ!
やのさんのブログだけでも伝わってくるだけに生で聞いてみたかったですね…