午前中、ある方の告別式に参列した。
病気と戦っていた彼は、放送業界の先輩。
お会いする時は、いつも明るく笑顔で声をかけてくれた。
彼との共通点は、マイクの前で喋る仕事だということと、
槇原敬之ファンだということ。
ライブ会場では、大概私より少し前のほうの席で、
ライブ後、「やのちゃ~ん、いや~やっぱ良かったね~!」と
満面の笑みで喋りかけてくれていた。
そんなことを思い出し、槇原敬之の最新アルバム
「不安の中に手を突っ込んで」を聴きながら、1人車を運転して斎場へ。
42歳という若さで、天国に逝ってしまった。
喪主のお父様が「息子は放送が大好きだった。
きっと黄泉の国で有線放送ででも喋ってるのでは」と語られ、
彼の遺影が涙でかすんだ。
最後のお別れの時、
会場に流れてきたBGMは・・・やはりマッキーだった。
しかも1曲目が「夜空にピース」。
心臓が どくんと鳴った。
丁度、私がここに到着して車を降りる時に聴いていたのと同じ曲!
イントロ無しでマッキーの声から入る軽いテンポのナンバー。
いつもの笑顔で「みんな、ありがとね~」と言っているような気がした。
そして、きっとこの曲を聴きながら、
病院のベッドで歯を食いしばっていたんだろうと
容易に想像できた。
♪ ~ 痛み 不安 悲しみ それは巡りくるまで
どんな気持ちになるかなんて分からないけど
心配してくれる誰かにせめて「ありがとね」と
ピースサインして返せるくらいの自分になれればなぁ
~ 人生の時間は限りがある 生まれた日からただ減ってくだけ
そんな大事な時間を君は心配することに使ってくれた
~ 痛み 不安 悲しみ それは巡りくるまで
どんな気持ちになるかなんて分からないけど
でも僕はなりたいんだ 誰かのくれた想いに
どんなときもありがとうと言える自分に
君のおかげでこんなキモチになれた ありがとう
どこかにいる君を想いながら
夜空にピース
今日の番組のエンディング曲に、この曲を選ばせてもらった。
天国の彼に届きますように・・・と祈りながら。
ご冥福をお祈りします 合掌
コメント
人間って、人生ってほろ苦いもんですね。
亡くなられた方のことは私は存じませんが この夜空にピースという曲の歌詞を読ませてもらって 自分の人生を精一杯、頑張って生きられたのだなとしみじみ感じ、涙が出ました。
ご冥福をお祈りいたします・・・
ご冥福をお祈り致します
私もエンディング曲を聴きながら泣いていました。マッキーの声はやさしい。
亡くなられた方は、私が以前勤めていた会社の方でした。闘病していたと聞き、何だか信じられませんでした。何度かお話したことがある位の接点しかありませんでしたが、とても悲しく思います。
笑顔の素敵な方でした。
ご冥福をお祈りいたします。