大記録

786回の大記録。愛媛県内での、献血回数の最多記録である。
彼の名は、森川純行さん。

12月1日で70歳のお誕生日を迎えるので、今日が人生最後の成分献血となった。
表彰状をもらったり、報道カメラが入っていたりして、
びっくりしたそうだ。

25歳で「何か人の役に立てることを」と献血をはじめ、
その後、2週間に一度出来る成分献血を専ら行うようになる。
自分の健康管理にもなるし、誰かのためになる献血がライフワークになって45年。
今でも、週に5回の水泳と、2日に一度のランニングを欠かさない。
お会いしてたまげたのが、ま~~若い!

10歳は若く見える!!
そして、お話させていただいてる間、ずっと嬉しそうに持っていたのは・・・
感謝状ではなくて、このタオル。

今治のタオル美術館で作った、刺繍入りのメッセージタオル。
なんと今朝、娘さんからプレゼントしてもらったそうな。
「大事に宝物にします」とお父さんの森川さんの顔がほころんだ。
その娘さん。実は、私の高校時代の体育の先生なのだ!!!

大卒で初めて赴任してきたのが、松山中央高校。
私は体育委員だったので、運動会の準備とか先生と一緒にやったなぁ。
年が近いこともあって、当時からみんなの姉ちゃんみたいな先生やった。
未だに仲良くさせてもらってる先生から、
「ウチのお父ちゃん、めちゃめちゃ献血しとるよ」とメールもらったのが丁度1年前の献血イベントの時。
いや~~こんなご縁ってあるんですね。

近年、献血者数が激減、このままでいくと近い将来、
深刻な血液不足が現実のものになる。
誰がいつ必要になるか分からない血液。
人工的につくることができない血液。
長期保存ができない血液。
命に直結している血液。
それが無い・・・となると、助かる命も助からなってしまう。

森川さんの「やったことないひとは、とにかく一度体験すること。
やらずに『痛そう』とか『しんどそう』とかいう人が多い。
やってみたら味わえる充実感や達成感を感じてほしい」

45年間実践してきた森川さんだからこその、説得力のある言葉であった。

お父ちゃん、ラジオ出演ありがとうございました!!
そして、786回献血達成、おめでとうございます。

 

コメント

  1. 松田章志 より:

    森川純行さん(ヨシユキ) 辰年生まれ  白滝在住
    この人は長浜体協監督
    愛媛マラソンのコース審判員
    以前は役場に勤務されブルトウザーで道の開設もされていました
    愛媛県クラブ駅伝競走大会の役員
    私もその駅伝チームの一員
    いまはメンバーをはずれ休んでます
    23日の楽しみにお待ちしてます

  2. ラジオマン より:

    へえー。縁とは凄いものですね。

  3. のびたま より:

    すごい縁ですね。
    私は献血は一度もしたことないんですが。
    (というかさせてもらえないんですが・・・)
    だからその回数出来る体であったことに脱帽です。
    亡くなった祖父が生前たくさん輸血をさせていただいていたので、血液型が一緒ならもしかしたら森川さんの血を頂いていたのでしょうか???
    ありがたいことです。

  4. より:

    σ(^^)も今月、2回目の献血してきましたよ~
    なぜか第一回目が県外の愛媛ですが

  5. くーぽんぽん より:

    うわぁ~
    森川さんじゃぁ~
    (陸上の審判で一緒に仕事しています)
    私が森川さんの回数に追いつくまで
    あと699回・・・
    今度の休みに
    献血ルームに行ってみようかなぁ。

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