キリンビール仙台工場は、東日本大震災で甚大な被害を受けた。
一年以上はかかるだろうと想われた生産活動。
ところが、沢山の人の想いと努力が積み重なり、
9月末に初仕込み、11月2日に初出荷という、怒涛の復活劇を遂げた。
広報担当の方ともお話をさせていただいたが、
初出荷の日は大勢のマスコミ陣も集まってきて、
中には感激のあまり泣きながら取材されている方もいらっしゃったそうな。
その東北の地で、最初に造られたビールは・・・
「一番搾りとれてたホップ生ビール」
今年の震災後、岩手県遠野で、農家の方々が心を込めて育てたホップが
贅沢に使われている、10年目の限定商品だ。
これが、むちゃくちゃ旨い。鼻に抜ける香りがたまらない。
今年のラベルは、
どこまでも広がるホップ畑と、メッセージがかかれたもの。
一本につき1円が、東北の農水産業の復興支援に充てられるという。
個人的には、今年はおそらくこの商品を味わうことはできんだろうと
思っていた秀逸ビール。
ちょっとこのラベルを観た時に泣きそうになった。
今年は背筋を伸ばして、復興の象徴の一滴を味わいたい。
11月9日発売。私ももちろん箱で買わせていただきます!
「とれたてホップ」と麒麟の聖獣を確認してお買い求めくださいませ。
あ、昨日の砥部焼まつりの、やのひろみ作のビアグラス。
無事にどなたかが競り落としてくださったそうだ。
ありがとうございます!!!
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下絵段階の一枚
どこかで今夜にでも、
キリンのビールを注いで呑んでいてもらいたいものだ。
コメント
らくやのぉ~には応募した!
当たります様に・・・