鬼のように

一日 伊方でうろうろ。
八幡浜市立八代中学校の生徒さんたちが、
ジャージに雨合羽姿で国道を黙々と歩いている。チャレンジ遠足だろうか。
背中にエールを送りつつ、
伊方町にある、朝日共販「佐田岬の鬼」へ。

ウチの子どもたちもお気に入りの場所、
まずは二階の「しらす食堂」へ。
海が一望できるカウンターに座って・・・
私は三色丼（生しらす・かまあげ・イクラ）！！

う、美しすぎるっっ
そして一緒に居たウチのディレクターは・・・シラスかきあげ＆蟹丼！！（超大盛り）

かきあげが、鬼のように分厚いっ
そりゃ文句なく旨い！ふたりとも無言で平らげた。
食後のデザートは・・・日本初 しらすアイス。

なんと、昨年夏から、よもぎ味と焼き芋味が増えていた！
いつも「みるくしらすアイス」を食べるんで、
今日は冒険して・・・「焼き芋しらすアイス」をチョイス。

たしかに。さつまいもじゃなくて、焼き芋やね、これ。
しらすのプチプチ感が一番分かるんは、みるくやなと。
しかも5月4日は「しらすの日」として認定されていることも知った。

やっぱ何でもこうやって出向いてくるといろんな気づきがある。
その後、なんやかんやで伊方のいろんな方にお目にかかってお話を伺う。
我々にどんなことができるだろうかなどと、考えながら帰路についた。
「なんで～してくれんのやろうか」
「もっとこうしてほしいのに・・・」
「もっと優しくしてほしい」
そんなことを想うことはないだろうか。
とかく人間は、何か「してもらう」事ばかり考えてしまう。
その前に「自分は何をしてさしあげられるだろうか」と思える人間になりたい。
見返りをモノサシにしてはいかんな～と、つくづく思う言葉を。
困った時、助けてくれたり、自分の事のように心配して
相談に乗ってくれるそんな友人が欲しい？
馬鹿野郎！！
友達が欲しかったら、困った時助けてやり、相談に乗り心配してやる事だ。
そして相手に何も期待しない事、それが友人を作る秘訣だ。
（ビートたけし詩集 「僕は馬鹿になった」）