割り箸

昨日ロボット相撲四国大会が行われた、松山工業高校へ。

松工、100周年なんですな。凄い歴史じゃ。
ロボット相撲は、お隣香川の三豊工業がぶっちぎりの強さだったようだが
松山工業高校も非常に優秀な工業高校。
その松工の体育館に足を踏み入れた。
「やのひろみのよんでんエネエコ大作戦」
全国に先駆けて作っている、間接エネルギーも換算できる「エコっと家計簿」
その監修をしていただいた、
中央電力研究所の中岡章先生が講演に来られているということで
私も拝聴しに伺った。
高校生にも とっても分かりやすい あっという間の60分。
日本のエネルギー消費の分野別割合が、生活する上で必要な分類で
50%を超えていること。
家庭部門における消費エネルギーの内訳で、
暖房が25%、給湯が30%もあること。
世界的にも数えるほどしかない、水道水=飲料水 の国、日本で、
家庭での水道水の実に28%が、なんとトイレ=汚物を流すことに
使われているということ。
家庭で個々で出来る小さな努力の積み重ねがとても大事だということ。
いや~改めて勉強になった。
講演後、帰ろうとしていると、校舎の隅っこから木の香りが。

松工生が、近所の料飲店さんにご理解をいただいて、
使用済割り箸を回収、
木質ペレットに変えて暖房などに使用しようという試みを実践中なんだそうな。

こういうことを実践している学校の生徒さんに、
今日の先生の講演はどんな風にとらえられたか。
彼らのフィルターを通して、多くの人に語られることで
さらにまた説得力を持って情報発信されていくととても嬉しい。
何かが動き、何かが変わっていくことを大いに期待したい。
にほんブログ村 地域生活ブログ 愛媛情報へ

タイトルとURLをコピーしました