号泣の披露宴

結婚式の司会で大和屋本店に。
私は大体新郎新婦さんから、直接頼まれて司会を承ることが多いのだが
今回は、新郎さんと打合せで顔を合わせた時に驚いた。
松山中央高校時代の体育の先生と同じ顔しとったからだ(笑)
新郎様もお父さんと同じ道を歩んで体育教師に。なんと嫁さんも体育教師。
ってなことで、会場にはどえらい数の体育教師が集まった(汗)
ケーキは、なんと新郎が鼻血を出して、新婦に引きずられている・・・

新婦は青筋たててる・・・

これを、ラブラブの人形と入れ替えて、無事にケーキ入刀した。

知ってる先生も何人も居て、声をかけていただく。
そして、みんなから人望の厚い新郎新婦らしいサプライズの演出も多数。
新郎様の勤務先の生徒から届いたおめでとうDVDに大爆笑と涙。

新婦様の勤務先の、教え子の部活の生徒たちは、突然ジャージで乗り込んできて
新婦号泣。

そして、終盤。両家代表謝辞で、新郎のお父様、O先生は
「今日は、『縁(えにし)』を痛感する一日でした。
 息子たちに結婚式なのに、懐かしい仲間や後輩に沢山会わせてもらった。
 同窓会みたいなキモチだった、本当にありがとう」と切り出した。
そして、列席の皆さまに、大和屋本店のスタッフに(新郎もかつてここでバイトしてたそうな)
手厚くお礼をおっしゃっていた。
さらに。私にまで、時間を取って話をしてくださった。(恐縮の極み)
「やのひろみさん。今日も機転のきいた司会をありがとう。
 あなたは、松山中央高校時代の時から、
 独特の空気で場を盛り上げていました・・・
 今日、こうして会えたことも何かの縁だったのだと、嬉しく思います。
 ますます研鑽を積まれ、愛媛の顔になってください」
・・・会場が暗くて助かった。スポットライトが当たってなくて助かった。
新郎父の挨拶というよりは、先生からの言葉。
担任でもない、部活の顧問でもない。でも友達みたいに接してくれていた先生。
こんな風に 高校時代、私をしっかり観てくれていたのですね・・・
本当にありがとうございます。
ダム決壊のように溢れた涙を、ポケットティッシュで拭きまくる。
お披楽喜後、先生と少し話すことができた。
「お前が吹雪の中、もくもくと走りよったこととか、今日一日でいろいろ思いだしたけん、
 もっといっぱい言うちゃろ~思いよったけど、やめといてやった」
お茶目な先生の笑顔だった。
そんなお父さんを尊敬し、目標とし、息子さんはアナタの背中を追いかけています。
ご結婚おめでとうございます。
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