頂点は・・・

第十一回俳句甲子園最終日。
いよいよ今日、102チーム(地方大会を含むエントリーチーム)の頂点が決まる。

敗者復活戦では、みんな必死のアピール。
激戦の中、岩手県立水沢高等学校が勝ち上がってきた!
そして準決勝。
開成高校 VS 済美平成中等教育学校。
これは実力の差があった。開成がポンポーンと試合を決めた。
が、済美平成のみんなはめちゃくちゃ準決勝を楽しんでいた。
水沢との激戦を制して初日勝ち上がってきた彼らは、
準決勝の試合を、飛躍の糧にしたにちがいない。
愛光高校 VS 水沢高校。
敗者復活を勝ち上がってきた勢いのある水沢に、愛光は辛くも逃げ切った。
そして決勝は、開成 VS 愛光。

愛光は開成と対戦したがっていたし、念願叶った格好にはなったが、
結果は4-1で開成が優勝。愛光は涙を呑んだ。

昨年の12月、俳句同好会を立ち上げたときは、「はっきりいってひどかった」(夏井いつき談)。
でも半年ちょいで、ここまでくるもんかと、本当に驚いたし
何より彼らは、今しか詠めない17文字を、本当に楽しんでいたと思う。
堂々の準優勝!おめでとう!!!

表彰式では、マイクを握っていたが、数々の個人賞・団体賞に感動の連続。
そして、投句数1260句の中から、今年の頂点に輝いた句は・・・
今回連覇を目指したが叶わなかった、開成A の、村越 敦くんの一句が選出。
名前を呼ばれた瞬間、彼は号泣、顧問の佐藤先生に背中をばしばし手荒に叩かれながら
抱き合った後、泣きじゃくりながらステージへ上がってきた。
インタビューをさせていただいたが、投げかけた質問に、
村越君は、もう顔をぐしょぐしょにしながら、しゃくりあげながら、喜びを語ってくれた。
私も、もう涙がぼろぼろ。
3年生の村越くんはこれが最後の俳句甲子園。
一生忘れられない時間だろうと思う。もちろん、出場した全ての高校生にとっても。
そして、それはとてもとても素敵でかけがえのないものだろうと思う。
なんかうらやましいのぉ~
優勝した、開成Bのみんな。

ホントにおめでとうございます!!!
らくさんとも一緒に。

最優秀句の村越敦くんの作品は、大街道アーケードの千舟町側から歩いた
両サイドの柱に、また新たな秀逸作品として、歴代最優秀句として掲げられる。
それぞれに花火を待ってゐる呼吸   開成高校A  村越 敦
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