昨日、国産の割り箸 に生まれて初めて出会った(昨日の日記参照)。
で、なんという因果か、今日は、大洲市河辺村で、マイ箸作りにチャレンジした。
切り立ての竹は、水分を十分含んで柔らかい。
カッターとヤスリで 箸づくり(お椀も手作り)し、それから一日 就業体験をするという
「かわべ里山道場」 という旅行企画が、都市部からの旅行客に大好評だという。
自分で食べる 茶碗と箸を 手作りして、それから農家さんへお手伝い、
自分で収穫したものを自分が作った食器で食す。なんと素敵なこと。
河辺はすっかり秋の気配。ちょっと寒かったが、とても清々しい気持ちになった。
で、昨日お会いした、国産・・・てか、愛媛県産の杉を使った割り箸を作る会社、
西予市野村町の「株式会社はるか」。
調べてみると、2009年2月29日。愛媛新聞に こんな記事が掲載されていた。
『2%の言い分』
割り箸への風あたりが強い。国産消費の実に98%が中国などからの安い輸入品(林野庁調べ)。
海外の森林資源への配慮から「マイ箸」運動が広がるのも自然な流れではある。
しかし、残り2%の立場には別の言い分がある。
「材料は間伐材。資源の有効利用であることを理解してほしい。」
月産200万膳の材料は全て四国産杉。丸太から柱を切り出した後の背板、つまり端材だ。
背板は製紙用チップに回すより、割り箸の材料とするほうが値がよい。
林業経済にも貢献している。
その一方で「材料入手は年々難しくなる」とも。木材不況で、取引先である製材所の閉鎖が
相次いでいるからだ。国内の割り箸製造は、健全な林業の循環を前提として成立している。
愛媛大学の生協が食堂に国産割り箸を導入したのは三年前。「林業を応援しよう」と
農学部の学生が提案した。一本一円の利用料をとり、環境への意識付けを図る。
マイ箸だけでなく、こんな考え方がもっと浸透してほしい。
そのとおりだ。
ほとんど出回っていないけど、こうやって環境のことを考えることが出来る。
昨日の衝撃の県内産割り箸 との出会いに、また興奮が蘇ってきた!!!
コメント
覚えているでしょうか?毬栗です。
僕も自作の食器作りましたょ。っと言ってもとべ焼きの、ロクロと絵付けの良いとこ撮りですが。。。
もちろん、湯飲みには、鱸・鱒・シイラ(これは当て字で)
でも間食は、程々にしてます。
間伐材で作った割り箸は、使った後ゴミにして燃やしちゃうのですか?それとも何度も使うのですか?
ただただ、使わないのが環境に良い
というものでも無いのですね。
食物連鎖のように、環境も連鎖しているから
ある一部だけを環境問題と捉えるのではなく
全体を見越した、環境意識が大切だと思いました。
私は、やのさんがきっかけで「マイ箸」という言葉を知り、1年程前からマイ箸を使っています。
マイ箸を使い始めた直後に、国内産の割り箸を愛用している方が書かれた本(タイトル忘れた・汗)に出会い、色々と考えさせられるところがありました。
ちなみにその方は、自宅でも国内産割り箸を使っていて、毛羽立ってくるまで何度も使うそうで、普通に2週間ぐらいは使えるそうです。
そして、使い終わった箸は焚き木にしたりと最後まで有効活用されている様子でした。
そうなんですよね。本当に環境のことを考えるならば、国産割り箸を使うのが一番なんですよね。
ただ、今の日本では国産割り箸はほとんど出回っていないのが現実・・・。
スーパーとかでも外国産とおぼしきものしか見当たらないし、飲食店で使われているのもまず外国産だろうし。
これらの現実を踏まえて、今の私はマイ箸を使っているけど、飲食店の割り箸が国産のものになったら、私はそちらを使いたいと思ってます。
日本企業もコスト削減ばかりを重視しないで、環境のためにも、そして日本の林業を守るためにも、もっともっと国産割り箸を使うべきではないかと思います。
環境問題に関心を持っているので、ついつい熱く語ってしまった・・・。私、長文率高いなあ。(^-^;