命のパン

 

怒涛の週末の台本打ち合わせやGW以降の打合せなどで

脳みそが沸々いった一日。

そんな中、涙がでる嬉しい話をぽろっと聴くことが出来た。

 

7月7日 西日本豪雨。

日曜日の夜に大洲市役所のある方からご連絡をいただく。

「明日のお昼に避難されてる方にお渡しする昼ごはんの確保が難しい」と。

ちょうど月曜日は現場が入っていたのだが豪雨のために延期になっていたので

これは神様が「なんかしなはれ」と言ってるな~と思って

それからいろんな方々に電話かけまくって

1000個ほどのおにぎり・パン・栄養補助食品・ドリンクなどを集めた。

※詳しくは2018年7月9日のやのひろみ公式ブログにて

他にもたくさんの方が、またPTAでいつもご一緒してる本部役員の方々も

一晩でこれだけの人が「自分達も何かしたい」と即答で答えてくれたことと

一人で物資を積んでハイエースで大洲に入った時の惨状に

静かに泣きながら市役所に入ったことを覚えている。

と、その時お届けした「内田パン」のパンを食べたという女性の方に

偶然お会いしたと冨永先生から教えていただいた。

 

「先生、あの時のパンの味は、一生忘れません。

あんなときは、甘いものが欲しくなるんです。

松山に住んでいる娘も、松山中、食べ物を探してくれたけど全部売り切れでね。

そんな時に、あの柔らかい甘いパンがね、本当にありがたかったんです。

おいしかったんですよ。ありがとうございました。」

 

ひとりじゃない。みんな繋がっている。そう強く感じた日。

命のパン。そして何より人の想いがその「モノ」を運んでいく。

7月7日(日)

大洲市立平小学校で、復興に向けてさらに一歩

地元の皆様が心から楽しんでいただけるフェスの開催が決まりました。

やのも実行委員会の端くれとしてお手伝いさせていただきます。

(やの以外のメンバーはおそらくみんな大洲在住の方々)

それならば!と一肌脱いでくれるゲストが東京からやってきてくれます。

みんなで一緒に笑って一歩前へ。

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