名前

今日ラジオスタジオには、
南海放送に晴れて入社した新入社員さん2人がやってきた。
希望に胸を膨らませて緊張した清々しい姿は、
本当にこちらまでぱっと明るく気持ちよい気分になれるものだ。
昭和最後の世代の彼女たちをとてもほほえましく思った。
週に何日か託児に出かけていた我が子も、
この春から4年保育がスタートする。
生まれて初めてのクラス、お友達は9人。
今までは無かった、専用の靴箱にロッカー、名札、連絡帳、出席ノート。
全てが新しい新生活の始まりだ。
登園前夜、深夜に1時間くらいかかって私が取り組んだのは、「名前入れ」。

お道具箱・ハサミ・カスタネット・粘土ケース、
ペン一本一本、キャップ一個一個、クレヨン一本一本に至るまで
全て名前を入れていく。
「油性マジックで」「名前の上からセロテープで補強して」の指令。
かなり細かい作業だ。
こういう作業を1人で行いつつ、
自分達が幼稚園に通っていたことを思い出していた。
私は双子なので
当然こういう備品も2セット。
母も30数年前、
眠い目を擦りながら
こうやって夜な夜な名前を書いてくれたに違いない。
一つ一つのことを体験する時、
改めて親の有難さを想う。
・・・てか早く気付けよ(汗)
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コメント

  1. ラジオマン より:

    時が教えてくれるもの。忘れてしまうもの一杯ありますよね。

  2. わかるなぁ。まだ親にはなったことないけど、そういう場面で自分がしてもらったこと感じるんよね
    今でも反発しまくって、かなりカチンと来ることは多いんだけど、子供の頃のそういったグッズを見つけると『母ちゃん、ごめんよ』という気持ちになることもあります
    いつかではなく、今から恩返ししていかないといかんですね!

  3. ドラえもん@うわうわ~! より:

    気付いたときには 「すくすく育っていた」 ということでしょう。
    気付いただけ良し!としましょうよ! お互いに。。。(笑)。

  4. 松山のサザエさん より:

    親になってこそ、親の有難みがわかりますね。
    私も天国のおかあさんに、「ありがとう」っていいます。

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