いのちを食べていのちは生きる

 

今日は一日、ひめぎんホール。

・・・メインホールには水森かおりさんが来られているようだが(笑)

 

こちらサブホールでは「差別をなくする県民のつどい」が開催された。

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私は司会と第二部のコーディネイターという役目。

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ロビーには、小学生中学生高校生の描いた作品なども掲げられるなか

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ドキュメンタリー映画「ある精肉店の話」の監督、

纐纈(はなぶさ)あやさんをお迎えして、たっぷりお話をうかがった。


1年半、毎日精肉店に通い続け、屠場(とじょう)で家畜を食肉にするという過程と

そこに生きる家族の日常を淡々を描いている作品。

そこに地域的な歴史を紐とき、同和問題について考える住民の姿も描いている。

何と言うか、「熱」というか「生きるエネルギー」みたいなのが溢れていて

この家族に会いたくなった。

そして「命を喰らう」ということは、そのプロセスでどれほどの人が関わっているか

そこに想いを馳せ、生命を想像し感謝して生きねばならないなと感じた。

 

後半は、インターネットと人権 についてのパネルディスカッション。

台本があるわけではないので、講演をちらちら聴きながら

さっきパネリストからヒアリングしたことについて自分なりにまとめていく。

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インターネットの利便性と危険性、

特に危険性についての認識が非常に薄いこと

それを子どもたちに教えるルールなどがまだ明確にないこと

むしろ大人も良くわかってないことが多いこと

匿名性ゆえに、誹謗中傷が平気でかき込めたり、なり済ましもあり

個人情報が知らない間にバラまかれていることもあること

一旦情報を乗せてしまうと回収するのは難しいこと

だからこそ写真などの掲載(例えば裸の写真や局部の写真なども)

軽い気持ちで掲載している10代が愛媛県内でも少なくないこと

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そして何より相手の気持ちを想像して

一般社会で発言してはいけないことは、ネット社会でも同じであるという

自覚とマナーが大事だし、そういうルール作りが不可欠で

何なら交通ルールと同じように将来的に整備されていかないといけないなと感じたこと

いろいろ考えさせられる時間となった。

 

今日愛媛に来てくれていた、だんじりテノール秋川雅史さんに

直接インタビューするチャンスを逃したことは残念だったが

彼にはエネルギー補給に差し入れの「真穴みかん」をおすそ分けして

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(井上さん、めちゃめちゃ旨かったです!)

喜んでもらえたので何より。

 

こうしてブログを書かせていただいているが

みんなと繋がっている故に、今まで以上に言葉に気を付けないといかんなと

心から。

 

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