厳粛で優しい炎

 

聖火が愛媛にやって来た!

「聖」と言う字を付けているところに日本人の心があるなぁと思う。

その聖火。松山でも道後から堀之内公園まで走る予定だった。

たまたま通りがかった愛媛県庁前。松山英樹選手の懸垂幕が掛かっていた。

ここも通るはずだったんだよな〜〜

あの昭和39年の東京オリンピックの聖火リレーの時には

松山では12万人の人出だったというが

今年は無観客のトーチキス。

実はウチの事務所のスタッフも少しだけお手伝いをさせていただいていたので

ニュースやらyoutube生配信やらを子どもたちと一緒に食い入るように観た。

聖火ランナーの方々の穏やかな笑顔と

聖火台に点火した土佐さんの「優しい火」という表現

そして

舞台が映し出された時からずっと目から溢れる涙を拭っていた中村時広愛媛県知事が

挨拶マイクの前で大粒の涙を流して公道を走れなかったことを詫びた挨拶。

こちらも涙が止まらない。

みんな楽しみにしていたものを中止にせざるを得ない判断。その覚悟。

医療従事者や保健所がどれだけ大変かを

ランナーがどれだけ楽しみにしていたかを

観客がどれだけ楽しみにしていたかを

知っているからこそ

この激務の中で舞台から聖火を見て、心からの挨拶だったと思う。

そしてあの涙はとても強いメッセージになった。

色々言いたいこともある。

がしかし文句を言っていても状況は好転しない。

私たちも自分たちに出来ることを。行動変容と意識改革を。

忘れられない厳粛な聖火の日となった。

 

コメント

  1. 西条のおかん より:

    今回のやの部屋も、楽しかったよー(^o^)
    愛媛の聖火リレー、感動でした!
    知事の涙に、愛媛市民への思いやりを見て、貰い泣きしてしまいました(涙)
    なんとか、東京オリンピックが開催される事を願いますね!

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