勝敗以上のもの

 

今朝。同居する義母が、読売新聞を持ってやってきた。

「載っとるよ」 ウチの子たちも私を見つけたようだ。

第16回俳句甲子園の記事が大きく掲載されていた。

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松山東高校は堂々の第三位。

出場した選手たちが「来てよかった」と言ってくれることが

実行委員会はじめ関わったスタッフにとって何よりの励みになる。

 

愛媛新聞の1面には大きく開成高校の笑顔が。

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すんなりストレートで東大に行くような賢い彼ら。

が、ボキャブラリの多さは別にして、彼らの胸に煮えたぎる想いがあって

それはみんな一緒な想い。

私からすると、そんな彼らが私などに向かって

「戻ってきました!」なんて言ってくれる(東京大会を手伝っていたので)。

嬉しいじゃないか。

5面には大きく松山東高校の特集。

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勝つことよりも、その時の感動を綴った言葉 を大事にした、と書かれていた。

嬉しいじゃないか。

今年は、ケーブルテレビ生中継はもちろん、

ニコニコ生放送でも、日曜日の模様を完全生中継。


俳句番組では異例の6万人以上が視聴しとったようだ。

NHKでも特番になる。

(また放送日が決まったらお知らせします)

さらに、BS日テレ?も撮影にきとったようで。。。

沢山の方に観てもらって高校生の17音を感じてほしいなぁ。と想う。

他にも、夏服がめちゃくちゃカワイイ、熊本信愛女学院も頑張ってたし

(写真が無いんで代わりに くまもん でも)

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「OGとして帰ってきます!」と語ってくれた、長野県 松本第一高校も

伸び伸びと自分達の句をぶつけてきた、沖縄首里高校も

確実に台風の目のひとつになっていた、宇和島東高校も

ディベート部からのし上がってきた、灘高校も

こんな風に全国大会を満喫してくれたことが、

1年間準備してきた実行委員会としては何よりうれしい。

そして・・・その仲間として頑張ってくれてる、

俳句甲子園OBOGの子から、こっそり

「結婚するんで、司会をしてほしい」とお願いされた。

ぎょ~~~~~~~~~~~~~~!!!!

なんということ。

なんという目出度いこと。

これまた、親戚のおばさんのようなキモチで心待ちにしたい。

 

とにもかくにも、俳句甲子園で感じるのは 選手たちから

相手や審査員やお客さんに対する「感謝」のキモチが飛び出してくること。

勝つためにあらゆる手を尽くす。。。ということも選択肢としてあるのだが

松山東Bのように、あえて句に手を加えず

その時の感動や心の赴く言葉たちを大切に戦ってきたチームがある。

そういえば、今年の高校野球「甲子園」の決勝戦(前橋育英×延岡学園)は

非常にクリーンファイトだった。

前橋育英の一塁コーチャーが取材に答えてこんなことを言っていた。

「相手チームがいるから野球ができる。

野球人として、人としてしっかりしなければいけないと

監督から教えられてきました。コールドスプレーを持って行ったのは、

監督から言われたわけではなく、いつものことです」

(相手チームのキャッチャーが打球を手に受けた際に、

駆け寄って応急手当したことについて聞かれて)

彼らのモットーは「凡事徹底」。

誰にでも出来ることを誰よりも続けること。

そんなことを、思いだしていた。

大人が目の前の勝ち負けに執着するあまり、道を誤ってはいけない。

だって、彼らにとってこの「甲子園」は、これからの人格形成の

通過点に過ぎないのだから。。。

 

・・・と、俳句甲子園の余韻にひたってばっかりも居られず(苦笑)

来週抱えている大事な現場の台本をシコシコ書く。

うう~ん、まだやらねばならぬことが山積みである。

でもこんな風に声をかけていただくことに心から感謝して

精一杯お答えしたいと想う。

 

夜は、らくやのぉ。

今日の「ものゲット」当選者は・・・大洲の上須戒観光梨園のひとつ

二宮梨園の「ナシオくん」の梨。

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ハガキが・・・えらいこときた(汗)

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当選者の方には、9月に入って豊水が届きますぞ~~~ぃ。

 

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コメント

  1. 西条のおかん より:

    昨年の俳句甲子園も、テレビで感涙しました。
    今年も、楽しみにしています・・・ね!

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