旅いつも雲に抜かれて大花野

 

選手にとってはホント盛沢山の一日。

午前8時頃から本番がはじまり

フェアウェルパーティで交流を深める20時30分まで

一生の友となる仲間と一緒に、みっちりと過ごすことになる

俳句甲子園。

今年は 2会場同時進行で

しかもパブリックビューイングやグルメ市もあり

表彰式の後、プレバト！！から俳句名人の芸人さん

フジモン、フルーツポンチ村上、ノンスタイル石田の3人が

ガチで俳句甲子園をやるというスゴイエキシビションマッチも。

（9/21（木）19時～プレバト！！にて特集予定）

 

俳句の感触力がぐんぐん上がって、毎回手に汗握る展開なのが

舞台袖まで伝わってくる。

決勝戦は、開成高校×幸田高校 という因縁のカード。

実は、第10回、第14回大会も 決勝はこの組合わせで、開成がいづれも勝利している。

今年こそ！と挑んだ幸田だったが、惜しくも敗れ

二年連続開成高校の優勝が決定した。

私は裏方でバタバタと次の準備などをしているので

ゆっくり試合を見るようにはならんが

それでも会場をうろうろしている

OBOGたちが現役生の応援に来ていたり

また、ボランティアスタッフとして全国から松山に戻ってきてくれて

挨拶してくれたりして。その成長も嬉しかったり。

凄まじいパワーのある1600句から、優秀賞に選ばれて歓声、涙。

全力で取り組んでいるからこそ、悔しいし涙も出るし

嬉しくて感動してまた涙がでる。

今の全力が詰まった時間は、必ず人生の糧になる。

そんな時間をお手伝いさせていただけて光栄。

 

最優秀句に選ばれた岩田君は象徴的で

試合では鋭く句を詠んでいくピンと張り詰めた表情とは一転、

大粒の涙を流しながら表彰状を受け取っていて

その姿にも心を打たれた。

 

高校生たちの全力の姿にまたチカラをもらって

来年に向けて、よりよい大会になるには どうしたらいいか悩みつつ

実行委員会は21回大会に向けて動き始めます。

最優秀句

旅いつも雲に抜かれて大花野　　　開成高校　岩田  奎

 

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