第16回俳句甲子園 関東地区大会。
(全国各地で今週末来週末と、4日間で26会場で開催
http://www.haikukoushien.com/)
昨年に引き続き、なんと!羽田空港での開催だ。
場所は、第一ターミナル2階マーケットプレイス。
開会式のギャラクシーホールからは、この景色。うぉ~~~~~~~
今年は4校5チームがエントリー。
開成高校から2チーム、立教池袋高校、東京家政学院高校、都立北園高校。
一日かけて試合を行い、
それをフライトのためにお越しいただく沢山の方にご覧いただいた。
私は実行委員会の一員としてマイクを握っておったが
通りがかるお客さんが、「あ~俳句甲子園ね、なんか観たことある」
みたいなリアクションをする方が、昨年より多かった・・・気がする。
試合を追うごとに、目に見えて成長していく高校生たちは
とても眩しく、少し羨ましい気さえする。
そして、毎年感じるが、それを見守る俳句甲子園OBOGの多いこと。
行司をしてくれた子たちも
現役の大学生(中には東大の子もいた!)たちが多く
数年前は選手だった人ばかり。
そして私服で応援に来てくれた先輩方も沢山いて
見覚えのある顔に出逢えるのは、親戚のおばさんのような気分だ。
朝からひとつ取材をさせていただいてからの東京大会。
折角滅多にも来ない羽田空港に来ているのでうろうろしたいのだが
そんな時間は全く無く
お昼ごはんも、会場から一番近いカレー屋さんで5分でかき込んだ。
名物羽田カレー。
どのあたりが名物かは・・・う~ん分からん(汗)
がとにかく、早い。
時間のないビジネスマンなどにはきっと愛されているはずだ。
激戦の結果、開成高校Aチームが、
抜群の安定感で、見事全国大会行きの切符を手にした。
が、なんともいえない瑞々しい俳句を詠んできた高校がホントに多かった。
型にはめようというのじゃなく、自分達のキモチを
型破りかもしれんけど、どんどん詠んで行く。
そんな怖いもの知らずというか、思いきりがいいというか
その17音は間違いなく彼ら、彼女らにしか詠めない一句やろうな~と
イチイチ頷きながら対戦を堪能させていただいた。
そして、東京大会最優秀句は。。。
・・・わ~!と想い、思わず写真を撮っていた一句が選ばれた。
教科書の目高と君は大分ちがう 日川桃子(東京家政学院高校)
女子高生らしい、可愛らしい柔らかな優しい、しかも
実験的な独創的俳句も多かった彼女たちから
この、目高の事を「君」と詠んだり、「大分ちがう」なんて言葉を使った
なんとも素朴なつぶやきのような一句だ。
授業中、ぼそっと呟いたヒトこと。
そんな何気ないさりげない、気追ってない感じが凄くいい。
表彰式には、先日のブログでも書いた
漫画「ぼくらの17-ON!」(双葉社)の作者、漫画家のアキヤマ香(かおり)さんが
明日発売の第一巻単行本をプレゼントに携えて
激励にかけつけてくださった!
しかも、サイン入り!!
(明日の「らくやのぉ」でご紹介させていただきます!)
さて一週間後は、愛媛大会。
松山市大街道商店街、ぜひ通りがかって応援してください。
コメント
羽田空港でのお仕事! お疲れ様~~~ (*^_^*)
今年もまた暑い夏が、やってきましたねっ!!
「高校生よっ!、青春だぁ~~~ヽ(^o^)丿」
やのさん お久しぶりです。
昨日、大阪でも地区大会があったようで、
ニュースでやってました。
代表に決まった吹田東のかた、とてもうれしそうでしたよ♪
ただ、会場が会議室っぽいところで、
ギャラリーも少なく、
ちょっとさびしい感じがしました。
各地区色々ご事情がおありるのでしょうね。
ちなみに
こちらでは、松山出身というだけで
俳句が出来る!と思われるようです。
・・・私、無理ィ・・・(^_^;)