第18回俳句甲子園。
最終日は、選手高校生達の全力の俳句の波に迎えられる。
まずは昨日勝ちぬけた3チーム以外の33チームによる敗者復活戦。
その中から選ばれたのは、なんと地元 済美平成中等教育学校!
いよいよ準決勝は、旭川東高校(北海道)VS開成高校(東京)。
三連覇がかかる開成に、初めて準決勝に勝ち上がってきた旭川東が
果敢にいどむ。
朝霧や麓の鳥居朽ちてをり
この句で旭川東が激戦をものにして大金星!会場からどよめきと歓声が。
第18回大会を象徴するような、めちゃくちゃええ試合やった。
名古屋高校VS済美平成中等教育学校(愛媛)は
名古屋がきっちりとって決勝戦へ。
済美平成は、地方大会で負けるも投句審査で勝ち上がり、
全国大会でも初日に敗退するも敗者復活戦で勝ち上がるという
凄い底力を見せてもらった。
決勝は、旭川東VS名古屋。
これまた激戦で、大将戦にもつれ込む。
相手の句をしっかり詠みときながら魅力を探しつつ弱点を突く。
選手たちの観賞力が格段にレベルアップしたし
そういう強豪校がホントに増えてきたな~と実感。
・・・といいつつ
我々裏方は、試合をちらちら気にしつつ、表彰式の詰めやら
副賞の確認・準備、表彰状の作成などでバタバタ(汗)
大将戦までもつれこんだおかげで、
最後は舞台袖から観戦することができた。
そして・・・判定。
悲願の初優勝をもぎとったのは、なんと名古屋高校!!!!!!
さらはれるために亀の子波をまつ
これまたええ句やった!
んでまた舞台上で号泣のメンバー。
さらに、名古屋高校 主将 長谷川くんの一言に
実行委員会の1人としては泣かされたなぁ。。。
「今までは勝ちたい勝ちたいと思っていた。が、今回最後まで戦ってみて
自分達の俳句を、こうしてお互いに詠みあえ語りあえるって楽しい。
俳句甲子園ってめちゃくちゃ楽しい!」
我々は高校生たちがそう思ってくれるために
1年間コツコツ準備してやっているといっても過言ではない。
こちらこそありがとう。
おばちゃんも心から嬉しいぞ!
絶対王者の開成高校もまた、ええ顔しとったなぁ。
みんな開成高校を目標に、鍛錬を重ねてここにやってくる。
それほどの猛者たちなのだ。
先輩たちがこうして応援に駆けつけてくれることも
彼らにとって心から励みになるはず。
君らのおかげで俳句甲子園のレベルが上がってます、ありがとう。
らくやのコンビで一枚。
あ。明日は、50分拡大スペシャルっす。(19時~生放送)
準優勝の旭川東高校の先生に、客席で声をかけられた。
「私、今年で彼らを率いるのは最後なんです。13年ずっと来てますが
ホントにいつもありがとう。」
そんなことを言ってもらえるとは思わんかったんで
心から驚いたし心から嬉しかった。
そして。
個人賞最優秀賞(文部科学大臣賞)には
愛媛県立宇和島東高校の生徒が選ばれた!!!!
地域の俳人の方々が熱心に句会を一緒にしたり指導したり
地域ぐるみで実力をつけてきたチームだったから
この受賞は嬉しい!
俳句の神様は、やっぱ観てくれてるなぁ~と。
号砲や飛び出す一塊の日焼 兵頭輝(宇和島東高校)
コメント
ほんま
お疲れさまでした。
出演なかった学生たち、先生方の努力は勿論ですが、やのちゃんはじめ実行委員会の方々の底力には頭が下がります(o^∀^o)
ずっと続ける意味も素晴らしい
そして
高校生と言う限られた時代に戦える
時間が
素敵だと感じます。
ほんま
おつかれさまでした。