短冊瑞々し俳句甲子園

第14回俳句甲子園の決戦がいよいよ始まった。
比較的涼しくなった松山・・・とはいえ
大街道アーケードの中は高い湿度で熱気むんむん。

開会式では、選手の皆さんの堂々たる入場行進に
被災地から招待された、投句審査で惜しくも本戦出場叶わなかった
岩手県大槌高校の生徒さんたちからも挨拶をいただき
(今年は震災の影響で地方大会を実施せず前句投句審査での本戦出場)
改めて仲間と俳句を出来る喜びをかみしめつつ、試合スタート。

今年は初めて、実行委員会で決めたスローガン
「ことばのちからを信じて」を掲げ
(投票で最多票獲得した、三津浜わたる案)
ピンクのポロシャツ軍団=実行委員が大街道に相当数忙しく動いていた。
大街道にずらりとぶら下がった、大短冊は圧巻で
中でも高校生らしい眩しいほどキラキラした言葉の瑞々しさに
私も、スタッフの一員として12会場をうろうろしつつ、
いや~改めてええな~と。

強豪高校が敗れるという波乱含みの戦いも多く、
やっぱ試合はやってみんと分からんね~
試合後、退場してから仲間のところで崩れ落ち、
地面に突っ伏して周りを気にせず号泣する男子生徒。
歓声を上げてハイタッチして抱き合い涙涙の女子生徒。
結局激戦の5試合を制した、
愛媛県立松山東高等学校A、
神奈川県立厚木東高等学校B、
愛知県立幸田高等学校 がそれぞれ準決勝進出決定。
残りの敗れた33校が、残りの一席をかけて
敗者復活戦に明日の朝、挑む。
17音で、こんな熱い戦いがあるなんて・・・
まだ信じられないあなたは、
明日ぜひ松山総合コミュニティセンターキャメリアホールで。
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