美術館・・・で仕事って似合わんなぁ~と想いつつ(笑)
今日は愛媛県美術館での現場だ。
未来のクリエイター志望の人材を育成育成するプロジェクト
「クリエイターセミナー」。
美術館講堂120席、学生さんたちで超満員になった。
・・・というのも、第一線で活躍するクリエイターが講師なのだ。
赤松隆一郎さん。松山出身。
最近よくテレビで観るCMといえば、「GREEN DA・KA・RA」の広告かなぁ。
このクリエーティブディレクションを手がけるのが、
電通 の 赤松隆一郎さんなのだ。
私は何度かお会いしてお話させていただいたことがあり
(彼はミュージシャンでもあるので、アーティストインタさせてもらったことも)
会場でご挨拶したら、私のことをちゃんと覚えていてくださった。
愛媛マラソンの話などで盛り上がりつつ、いざ本番。
CMプランナー、クリエイティブディレクターの彼の話が間近で聞ける。
約2時間の講義は、彼の広告人生をCMと共に追いかけていく構成。
銀行マンから転職して、予算ないところからCMを作り
愛媛にある不動産会社の広告(変なフォームのゴルフしてる人のやつ)
その広告がカンヌ銀賞!松山に居ながらにして、だ。
そこから大阪へ。名だたるトップクリエイターの上司たちに
鍛えられながら、それでも自分の原点と発想を大切に
第一線で活躍している。
いや~~~袖で聴いてて完全に私は学生の一人になっていた。
最後に見せてくれた最新作ナイーブ120秒の作品も相当良かった。
凄いなぁ。
集まっていた学生さん達も相当なモノ。
今日から県美術館で開催されている、文化庁メディア芸術祭松山展。
それと同時開催されている、学生作品展 の作品がホント凄い。
「みんな、もうプロちゃうか」と思うほど。
※遠目で雰囲気だけでも・・・ホントは近づいてじっくり観てください
赤松さんは話の中で、大いに賛同できることを沢山おっしゃっていた。
◆ラジオ(音声のみ)だとローカルも全国区も土俵が一緒!
◆ネガティブ情報(制約)があるのはラッキー。その中で出来ることを考える。
◆大多数の人が思いつかない発想へ
◆最後は「運」
◆出来上がりをつくらない、ギリギリまで「もっと面白い方へ」
◆アイデアはどんどん人に話すことで、思わぬブラッシュアップを見せる
◆考え続けることをやめない
う~ん。全くおっしゃる通り。無駄なことは全く無い。
回り道も 一見関係ない行動も
自分の生活の全て経験の全てが、アイデアのネタになる。
こんな話を、それを実践してきた超有名クリエイターから聴ける
学生さん・・・皆さん相当ラッキーです!
そして、私もとても刺激をもらった2時間でした。
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