菠薐草(ほうれんそう)

 

第17回俳句甲子園 関東地区 東京会場大会。

今年も羽田空港で、しかも2会場で開催された。

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6階のギャラクシーホールは滑走路が一望。

なんとも贅沢な場所で、11チームによる開会式。

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2階のマーケットプレイスの会場は、

松山三越のアトリウムコートみたく吹き抜けの場所で

フライトを待つ大勢の人達に、俳句甲子園を知ってもらえるというわけだ。

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私はこの第1会場で1日喋りまくった。

今回感じたのは、またまた高校生のディベートのレベルが上がっていること

指摘するポイントが的を射ていること

初出場のチームでさえ、しっかりとトレーニングを積んでいること

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そして

運営の実行委員会のボランティアスタッフの

東京在住OBOGの活躍が目覚ましいこと。

 

「ごきげんよう」の挨拶から始まる家政学院が繰り出してきた

かなりインパクトのある一句

 

三十九度二分また梅干がゆどろどろ

 

ディベートの切り込み具合が何とも鋭く俳句もとても瑞々しい

茨城県立下妻第一高校Bチームからこんな句も。

 

南風星を揺らしてきたといふ

 

 

まぁただ、全国優勝二連覇がかかっている、開成高校Aチームは

俳句の安定感と経験値と確かな自信があった。

 

最優秀句は、誰もが納得の決勝戦大将戦句

 

菠薐草あをあをとして大家族      開成高校  日下部太亮

 

大皿に盛られたほうれん草と、家族の楽しい夕食の風景が

ぼ~~~んと立ち上がってくる、ホントに素直な一句だ。

 

表彰式では、俳句甲子園を舞台にした漫画

「ぼくらの17-ON!」(女性向け雑誌「ジュール」連載)

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の作者、アキヤマ香さんが駆けつけ、

(しかも俳句の監修は、俳句甲子園出身の俳人 佐藤文香)

6月17日(火)発売の第二巻にサインを入れて

優勝チームにプレゼントしてくれた。

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※これ、直筆サイン入りで一冊ゲットしたので、来週のらくやのぉ!で!!

 

本番が終わって怒涛のごとく撤収して、なんとか最終便に滑り込む。

今年も何とか無事にフライトに間に合ってよかった。

さて、いよいよ来週末は、激戦区愛媛大会!!

8月23日24日に開催される全国大会の切符をかけた決戦。

松山市大街道商店街に、ぜひふらりと遊びにいらしてください。

 

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コメント

  1. リもパパ より:

     二月、マーケットプレイスで結婚式をしてました。
    菠薐草、この漢字知りませんでした。

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