第19回俳句甲子園全国大会二日目最終日。
松山市総合コミュニティセンターが熱気に包まれた1日。
昨日、大街道の熱戦を制した、東京開成高校AとB、愛光高校。
それに、朝イチから繰り広げられた敗者復活戦で見事有言実行、
復活劇を遂げたのは、東京家政学院高校。
その家政が、女子高生でありながらこの句を準決勝大将句に持って来た!
会場にドヨメキが起こる。
利口な睾丸を揺さぶれど桜桃忌 東京家政学院高等学校
これで開成Bを下して決勝戦へ!
そして。決勝戦は、開成A VS 家政学院。
外ではパブリックビューイングにグルメフェスタも。
最終的には圧倒的な強さと句の詠みの的確さで、開成Aが圧勝した。
私は舞台裏でバタバタしつつ、客席でバタバタしつつ
裏方スタッフの立場から高校生達の全力な戦いにうるうるしつつ。
愛光の「私たちはチームで戦っているという事に今年気づいた。
去年までは発言してない時は次の質問を考えたりしていたが
それは間違っていた」というような話をした時には
涙ちょちょぎれもんです。
今年は初めてこんな素敵な弁当で、何だかワクワク。
お野菜たっぷりの、手書きメッセージ付きのお弁当は何よりのパワー。
やっぱ弁当は大事(笑)
表彰式では、団体表彰はもちろん、個人賞はホント何よりのご褒美になる。
1260句の中から選ばれるわけだし
何なら、この先生が選んでくれたんだ!ってのも分かる仕掛け。
泣きながら壇上に上がってくる選手もいる。
例えば、
優秀句(西村和子選)
カーラジオ消す天の川流れ出す 新潟県立巻高等学校 藤井海人
優秀句(夏井いつき選)
銀河噴くために蛇口は上を向く 愛媛県立松山西中等教育学校 有馬史夏
優秀句(小澤實選)
鉄棒に腹くいこませ銀河見る 北海道小樽潮陵高等学校 阿部遥花
そんな中。
最優秀句はこの一句(来年椿神社に句碑が建立される)
豚が鳴く卒業の日の砂利踏めば 愛媛県立松山中央高等学校 池内嵩人
母校の後輩の快挙に、拍手喝采!!!
おめでとうございます!
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