うどん職人と溶接職人

 

この週末の現場に向けて準備が佳境!

今日は大勢のスタッフの皆さんと共に2時間みっちり打ち合わせ。

やのは完全裏方で台本作成して番組制作をさせてもらってます。

もうチームに入れていただいて10年以上になるのかな〜

最初は審査員をしてただけでしたが

こうしてものづくりをさせてもらっているってめちゃくちゃ苦しく面白い。

また詳細は追って。

 

さて木曜日は「やのひろみの笑顔見つけた!」

今日は1ヶ月半にわたり追いかけてきた大作!

(ま、アポ無しなんで大作ってほどでもないか)

創業47年になる、四国中央市のロケットうどん。

創業以来使用していた釜がぶっ壊れ掛けなんで

大将は「もうやめようか」と思っていたらしい。

そんな時、製造していない丸い釜をオーダーメイドで作ってくれる職人さんが

なんと松山にいたと言う!大将曰く「全国に4人くらいしかおらんのじゃないか」とのこと。

すごい技術だから「取材に行ってやってくれ、断られるかもしれんけど」

とロケ終わりでふらっと食べに行ったら無責任に(爆笑)相談され

ならば!と日を改めて突撃(もちろんアポ無しで)

そしたら「ここ1ヶ月で作るんでできた頃見においで」と。

そりゃいくでしょ!

この道ひとすじ50年、オーダーメイドの厨房用品を専門で作ってて

今回も熱伝導率や排気のことも考慮してたからすごい。

なんと言っても溶接が美しい。

そして

手書きの図面を見せてもらった時に心から唸った。

「手書きがいい。オーダーメイドなんで同じものは二つとない。

だから僕らはこれを書きながら完成を頭でイメージしている。

イメージすることはなんの仕事でもとても大事」

・・・ちょっと泣きそうだった。

特番収録の台本を書いている作業はまさにこれ。

香盤表を作成しているときもまさにこれ。

職人のタツオさんからの言葉は心にズトンと落ちてきた。

 

そして。

この釜がセットされたロケットうどんに。

中国人留学生が春節の旅でカウンターに座っていた。

ネットで調べて名前で即決!と二人は美味しそうにうどんを啜っていた。

と、鹿児島から旅に来た彼女にやたらと反応する大将。

「うちの母も鹿児島の種子島出身なんよ」と。

「だから『ロケットうどん』にしたいと母がこの店を始めたんよ」と。

え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜マジかぃ。

 

真新しい釜は、今までより断然早くお湯が沸騰するらしい。

そして職人の技の結晶で職人がうどんを湯掻く。

となれば、ここの名物「焼きうどん」ではなく

釜揚げ一択で注文。

弾力の中にツルみと優しさがある、なんともうまいうどん。

みなさま、ロケットうどんは、まだまだ我々の胃袋を満足させてくれますよ!

こんな思わぬ出会いと発見があるから

アポなしは面白い。

 

今日の「SUPER J チャンネルえひめ」の衣裳はこんな感じ。

ピュアラスト ブルーチュニックシャツ ¥3980

アビステ イヤリング ¥8800

 

 

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