中央魂

 

第22回愛媛県立松山中央高等学校吹奏楽部

定期演奏会「サウンドトレイン」。

私の同級生(中央4期生)が3年の時に、

保護者でお金を出し合って立ち上がった定期演奏会も

今年で22回目になる。

そして、今年は昨年に引き続き、吹奏楽コンクール県大会ゴールド金賞で

四国大会へ駒を進めることが決まって行う演奏会。

何より生徒たちの自信みなぎる「気」が違う。

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私は毎年、会場を温める役目・・・んまぁ賑やかし司会ですな(笑)

生徒たちに突撃インタビューしながらうろうろして喋る。

保護者会の方が「ぜひ」と毎年声をかけていただいて

ハンドボール部出身なんですが(苦笑)・・・有難いことだ。

 

明らかに・・・昨年より前に出てくるサウンド。

88名の部員の心が一つになって、びし~~~っと揃った演奏。

そして、何よりも彼らの音は世界観を作る。

会場をいろんな色に、いろんな情景にどんどん染めていく。

 

特に、吹コンで審査員満点を叩きだした、「科戸の鵲巣」。

それも納得の、神がかり的な演奏。袖から息を呑んで観た。

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さらに、この秋CD音源がリリースされる「太平洋の架け橋」!

これは唸る。相当凄い。鳥肌もの。

東京の作曲家の方から依頼があり

4月に松山中央高校の音楽室で録音されたんだそうな。

そんなオファーがあるほどのレベルまで中央はきている、ってことだ。

 

ここまでくるには、彼らの並々ならぬ日々の鍛錬の積み重ねと

「山の頂」に向かって皆が足並み揃えて歩いていること、

そして、何より 喜怒哀楽を正直にぶつけあえる仲間の存在が大きい。

今全力であればあるほど、卒業してから学校をずっと好きでいられる、と思う。

 

さらに、毎年恒例の3年生へのセレモニー・・・

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こうやって集まってくれるお客さんも、心から支えてくれる家族も

社会人になっても、定演には帰ってきて裏方として応援してくれる先輩方も

誰一人として欠けては成立しないもの。

それをあたり前に思わずに、

感謝の気持ちで前進できていることに、中央の強みがある。

 

終盤は観客も一体に!

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そしてコンサートの締めくくりは・・・校歌。

 

実は、毎年、この中央高校の校歌を作ったT先生が舞台監督なんやけど

今年も最後に全員が大きな声で合唱した、T先生がつくった校歌。

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卒業して20年経っても口ずさめるのは、中央生だった特権!

肩を組んで熱唱する学生を見て、

舞台袖で「先生やっぱこの校歌、ええですね!」と振り返ると・・・

 

先生!なんとまさかの号泣!!!

 

「校歌、聴いてこんなに泣けた演奏会は初めて」と

眩しい高校生たちの舞台袖で、ぼろぼろ泣いている先生も

心から吹奏楽部を応援してるし、中央高校は特別なんやないかな~と

こっちまで涙がでる。

(学生の時は、出来の悪い生徒ですんません。。。とも思うが(汗))

 

心を揺さぶられ、温かい空気に包まれた、サウンドトレインだった。

さて!8月末は四国大会。

ゴールド金賞を目指している、今この瞬間のことが

間違いなく今後の人生の糧となる。

 

 

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コメント

  1. ドラえもん@うわうわ~! より:

    ひろみちゃんお疲れ様でした!

    愛媛県コンクール、サウンドトレインコンサート・・・中央高校の演奏聴きたかった~っ(><; 土居先生もお元気そうですね。。。

    来年こそは! ひろみちゃん司会の「サウンドトレイン」聴きにいくぞ!

  2. どいどい より:

    こんばんは。今回も、見事な司会で演奏会を盛り上げていただいて、心から感謝しています。本当にありがとうございます。

    日本のてっぺん目指して頑張っている後輩たちを、今後ともどうぞよろしくお願いします。

  3. 中央高校吹奏楽部 保護者会より より:

    サウンドトレインの司会ありがとうございました。
    子供達の魅力が引き出されとても楽しいコンサ-トになりました。

    当日2013止揚Tシャツも着て頂き感激しております。
    思い出深い一日となりました。
    今後ともよろしくお願いいたします。

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