空芯菜

くうしんさい。
初めて聞いたし、初めて見た。
西条の日本システムグループという、
液晶フィルムなどを作っている会社にお邪魔させてもらった。
ま～～～クリーンルームは相当キレイなんだそうな。
当然私みたいなんは気軽には入れん。
エアシャワーで塵とか全部飛ばしてから、皆さん入室されていく。
ガラス張りの見学コースから へばりついて見学させてもらった後、
「旧工場のクリーンルームでは、野菜を育ててるんですよ」と言われ、
こちらも見せていただくことに。
その温度管理・湿度管理が行きとどいたクリーンルーム。
当然、害虫とかの被害の心配があまり要らないので
無農薬無消毒で栽培できる。
いわゆる「工場野菜」だ。
安定供給が見込めるってことで、日照不足の影響が出ている野菜市場において
ここ最近ニュースなどでも特集されとるね。
さらに、珍しいものも育てていて、いただいたのが、タイトルの「空芯菜」。

芯はさっと湯がいて ドレッシングで。アッサリと食べられる。

意外とお好みだったのが 葉っぱ。
おひたしにしてみたが、若干のぬめりがまた良い。

貴重な鴨頭ネギもいただいた。
ホテル奥道後の懐石料理などでしか見たことが無い高級品だ。
酢味噌で食べるんやけど、滋養強壮に良いとされているものである。

工場野菜、試行錯誤で栽培を始めたそうだが、
ライトもＬＥＤなどを独自技術で仕込んでいたりして
こうやって飽くなき探究心を持って仕事に挑んでらっしゃる方にお会いすると
またエネルギーをもらえるものだ。
食べ慣れたサラダ菜、青々していて緑味が強く美味しくいただいた。

今は、野菜の値段が高いけんね、ホント助かりました（笑）